吉本 隆明 ヨシモト タカアキ
1924-2012年。東京生まれ。東京工業大学電気化学科卒業。詩人・評論家。戦後日本の言論界を長きにわたりリードし、「戦後最大の思想家」「思想界の巨人」などと称される。おもな著書に『言語にとって美とはなにか』『共同幻想論』『心的現象論』『マス・イメージ論』『ハイ・イメージ論』『宮沢賢治』『夏目漱石を読む』『最後の親鸞』『アフリカ的段階について』『背景の記憶』などがある。
吉本 隆明 著
80年代前半、「試行」に書き続けられた論稿「アジア的ということ」に他の論稿を加え、著者の生前の構想に沿って編集したアジア的世界思想の可能性を示す論集。
単行本 四六判 384頁 刊行日 2016/03/24 ISBN 978-4-480-84308-1JANコード 9784480843081
定価:本体2,600 円+税
在庫 ○
世界を掴まえる方法と文学の連結を追い求めた「芸術言語論」を中心に、現代文学の何を読むべきかを論じた「新・書物の解体学」等を収録する最終講演。全巻完結!
シリーズ・全集 四六判 352頁 刊行日 2015/11/05 ISBN 978-4-480-78812-2JANコード 9784480788122
定価:本体2,400 円+税
表現とは何か、何を根拠にして表現を語れるのか・・・文学を始めとして、舞踏、装幀、建築のための数学まで、多種多様な角度から表現の本質を語る講演集。
シリーズ・全集 四六判 400頁 刊行日 2015/10/08 ISBN 978-4-480-78811-5JANコード 9784480788115
定価:本体2,500 円+税
「始めは自分に向かって書いていた」(「孤立の技法」)・・・著者自身の詩作の話、明治大正の詩から現代詩まで、詩の現在地とその未来を縦横無尽に語る講演集。
シリーズ・全集 四六判 320頁 刊行日 2015/09/08 ISBN 978-4-480-78810-8JANコード 9784480788108
定価:本体2,200 円+税
「芥川・太宰・三島の「自殺」の運命」に始まり、三回にわたる『死霊論』、荒地派の詩、岡井隆の歌、中上健次、村上春樹、村上龍まで、戦後文芸を語った講演集。
シリーズ・全集 四六判 384頁 刊行日 2015/08/06 ISBN 978-4-480-78809-2JANコード 9784480788092
透谷、芥川、茂吉……著者が若い頃から切実かつ真摯に読み解いた作家・作品を語る。新たに音源が発見された「芥川龍之介 芥川における下町」を含む十三講演。
シリーズ・全集 四六判 440頁 刊行日 2015/07/08 ISBN 978-4-480-78808-5JANコード 9784480788085
国家・共同体の原理とは? 思想の自立とは? 究極の左翼性とは? 一九六八年から九五年まで、時代に真摯に向き合い、根柢から考え抜いた著者が語る情況論。
シリーズ・全集 四六判 240頁 刊行日 2015/06/08 ISBN 978-4-480-78807-8JANコード 9784480788078
定価:本体1,900 円+税
唯物史観、全共闘、ナショナリズムを論じ、新興宗教への独自の見解を展開し、高度消費社会とは何か、どんな時代なのかを考察する講演録十一篇。
シリーズ・全集 四六判 272頁 刊行日 2015/05/07 ISBN 978-4-480-78806-1JANコード 9784480788061
定価:本体2,000 円+税
難解な「ハイ・イメージ論」を極力平易に語った「ハイ・イメージを語る」を始めとして、音源新発見の「都市美の伝統と現在」「映像都市の生と死」等を収録。
シリーズ・全集 四六判 368頁 刊行日 2015/04/08 ISBN 978-4-480-78805-4JANコード 9784480788054
1974年の講演「〈戦後〉経済の思想的批判」から2003年まで、バブル期、その崩壊等、経済を中心に時代の〈現在〉を真摯に考え抜いた結実が現れた講演集。
シリーズ・全集 四六判 312頁 刊行日 2015/03/06 ISBN 978-4-480-78804-7JANコード 9784480788047
定価:本体2,100 円+税
著者が生前に企図していた構成でおくる農業論講演集。収録講演は「農村の終焉」「日本農業論」「農業からみた現在」「安藤昌益の{「}直耕{」}について」ほか全5篇
シリーズ・全集 四六判 216頁 刊行日 2015/02/06 ISBN 978-4-480-78803-0JANコード 9784480788030
定価:本体1,800 円+税
在庫 切れ中
80年代から90年代の時代情況に向き合い、その根源にある心と生命の問題をヘーゲル、フーコー、ヴェイユ、良寛、日本人の死生観等をテーマに語った講演録。
シリーズ・全集 四六判 376頁 刊行日 2015/01/08 ISBN 978-4-480-78802-3JANコード 9784480788023
われわれとはいったい何者なのか。この本質的な問いへの答えを、記紀歌謡や古い日本語、また柳田國男の仕事に求め、その特質を南方的要素として照らし出す。全12巻刊行開始。
シリーズ・全集 四六判 272頁 刊行日 2014/12/08 ISBN 978-4-480-78801-6JANコード 9784480788016
『古事記』から定家、世阿弥、法然、親鸞、宣長、折口、大拙、天草方言まで。自らの思索の軌跡をアンソロジーに託して綴った、日本思想史のエッセンス。
ちくま学芸文庫 文庫判 320頁 刊行日 2013/01/09 ISBN 978-4-480-09517-6JANコード 9784480095176
定価:本体1,200 円+税
在庫 ×
著者が青年期から強い影響を受けてきた宮沢賢治について、機会あるごとに生の声で語り続けてきた三十数年に及ぶ講演のすべてを収録した貴重な一冊。全十一章。
筑摩選書 四六判 384頁 刊行日 2012/08/16 ISBN 978-4-480-01548-8JANコード 9784480015488
吉本 隆明 著 石川 九楊 著
書の美はどこからくるのか。書字や言葉が孕む本源的問題に迫り、日本的なるものの深層を鮮やかに浮き彫りにする、戦後思想の巨人と現代書の鬼才による白熱討議!
単行本 四六判 272頁 刊行日 2012/03/15 ISBN 978-4-480-81387-9JANコード 9784480813879
定価:本体2,300 円+税
漱石、鴎外、賢治、芥川、太宰…好きな文学者が描く父子像を検証し、自身の父親の人生をもふりかえりつつ展開する父子論。 <br /> 【解説: 清岡智比古 】
ちくま文庫 文庫判 224頁 刊行日 2010/06/09 ISBN 978-4-480-42715-1JANコード 9784480427151
定価:本体680 円+税
主題を追求する「暗い」漱石と愛される「国民作家」をつなぐ資質の問題とは? 平明で卓抜な漱石講義十二講。 <br /> 【解説: 関川夏央 】
ちくま文庫 文庫判 288頁 刊行日 2009/09/09 ISBN 978-4-480-42642-0JANコード 9784480426420
定価:本体800 円+税
吉本 隆明 著 坂本 龍一 著
思想界・音楽界の巨人たちによるスリリングな文化談義。時代の転換点を捉えた記念碑的対談。文庫版特別インタビューを収録。
ちくま学芸文庫 文庫判 304頁 刊行日 2009/08/10 ISBN 978-4-480-09227-4JANコード 9784480092274
この著者だけが達しえた確信の場所で、様々なイメージの死と誕生のドラマが紡ぎ出される。解体と創造、連続と非連続の現場を透視し続ける批評の力技。
ちくま学芸文庫 文庫判 刊行日 2008/10/15 ISBN 978-4-480-08810-9JANコード 9784480088109
定価:本体3,700 円+税
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