坂口 安吾
サカグチ アンゴ

1906-1955。新潟市の生まれ。本名は炳五。中学を放校されて上京、東洋大でインド哲学、アテネ・フランセでフランス文学を学ぶ。「木枯の酒倉から」「風博士」によって、一部の注目をあびる。戦争中は「日本文化私観」「青春論」などの卓抜なエッセイを書きつづけ、戦後、「白痴」「堕落論」で一挙に世に出た。独特の発想と視点をもった文明批評や、「不連続殺人事件」などの探偵小説もある。

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現代日本文学大系77 太宰治・坂口安吾集

太宰 治 著  坂口 安吾 著 

シリーズ・全集  菊判   442頁   刊行日 1969/02/25  ISBN 978-4-480-10077-1
JANコード 9784480100771

定価:本体6,000 円+税

筑摩現代文学大系58 ─坂口安吾集

坂口 安吾   

シリーズ・全集  四六判   484頁   刊行日 1975/07/17  ISBN 4-480-10858-0
JANコード 9784480108586

定価:本体2,300 円+税

坂口安吾全集 1

坂口 安吾 著 

処女作「木枯の酒倉から」、芸術派の新人としてにわかに注目され始めた「風博士」「ふるさとに寄する讃歌」他初期作品21篇収録。 <br /> 【解説: 柄谷行人 】

ちくま文庫  文庫判   592頁   刊行日 1989/12/04  ISBN 4-480-02461-1
JANコード 9784480024619

定価:本体1,300 円+税

坂口安吾全集 2

坂口 安吾 著 

孤独と悲痛な恋愛体験による苦悩の中から生まれた「吹雪物語」の他「狼園」「母を殺した少年」「古都」「孤独閑談」を収録。 <br /> 【解説: 種村季弘 】

ちくま文庫  文庫判   640頁   刊行日 1990/01/30  ISBN 4-480-02462-X
JANコード 9784480024626

定価:本体1,300 円+税

坂口安吾全集 3

坂口 安吾 著 

作者30歳から40歳にかけて発表された小説27篇を収録。「禅僧」「紫大納言」「木々の精、谷の精」「勉強記」「イノチガケ」「真珠」「二十一」他。 <br /> 【解説: 本田和子 】

ちくま文庫  文庫判   刊行日 1990/02/28  ISBN 4-480-02463-8
JANコード 9784480024633

定価:本体1,200 円+税

坂口安吾全集 4

坂口 安吾 著 

敗戦――価値の転倒と新しい出発。旺盛な活躍が始まる時期の小説17篇を収録。「白痴」「風と光と二十の私と」「道鏡」「三十歳」他。 <br /> 【解説: 中上健次 】

ちくま文庫  文庫判   608頁   刊行日 1990/03/27  ISBN 4-480-02464-6
JANコード 9784480024640

定価:本体1,350 円+税

坂口安吾全集 5

坂口 安吾 著 

結婚、そして新しい生活。作風にも変化が見えはじめる。「暗い青春」「桜の森の満開の下」「青鬼の褌を洗う女」「二流の人」他9篇を収める。 <br /> 【解説: 篠田正浩 】

ちくま文庫  文庫判   592頁   刊行日 1990/04/26  ISBN 4-480-02465-4
JANコード 9784480024657

定価:本体1,300 円+税

坂口安吾全集14

坂口 安吾 著 

近年発見された生前未刊行のエッセイ24篇を含め、昭和6年から22年までに発表された88篇を収める。「随落論」「日本文化私観」他。 <br /> 【解説: 山口昌男 】

ちくま文庫  文庫判   656頁   刊行日 1990/06/26  ISBN 4-480-02474-3
JANコード 9784480024749

定価:本体1,400 円+税

坂口安吾全集11

坂口 安吾 著 

遺された全ミステリー11篇を収録! 「不連続殺人事件」「復員殺人事件」「投手殺人事件」「屋根裏の犯人」「南京虫殺人事件」「選挙殺人事件」他。 <br /> 【解説: 池内紀 】

ちくま文庫  文庫判   848頁   刊行日 1990/07/31  ISBN 4-480-02471-9
JANコード 9784480024718

定価:本体1,600 円+税

坂口安吾全集12

坂口 安吾 著 

時は鹿鳴館時代、連続する猟奇殺人事件! 『明治開化 安吾捕物帖』前篇。「舞踏会殺人事件」「密室大犯罪」「魔教の怪」「ああ無情」他7篇。 <br /> 【解説: 加藤秀俊 】

ちくま文庫  文庫判   496頁   刊行日 1990/08/28  ISBN 4-480-02472-7
JANコード 9784480024725

定価:本体1,200 円+税

坂口安吾全集13

坂口 安吾 著 

捕物帖文学に新しい時代を劃した連続推理の傑作『明治開化 安吾捕物帖』完結編。「愚妖」「幻の塔」「ロッテナム美人術」「赤罠」他5篇。 <br /> 【解説: 加藤秀俊 】

ちくま文庫  文庫判   464頁   刊行日 1990/09/25  ISBN 4-480-02473-5
JANコード 9784480024732

定価:本体1,200 円+税

坂口安吾全集 7

坂口 安吾 著 

アドルム中毒と躁鬱症を脱して再び執筆活動を始めた頃の小説20篇。「精神病覚え書」「勝負師」「小さな山羊の記録」他。 <br /> 【解説: 津島佑子 】

ちくま文庫  文庫判   刊行日 1990/10/30  ISBN 4-480-02467-0
JANコード 9784480024671

定価:本体1,200 円+税

坂口安吾全集17

坂口 安吾 著 

昭和13年6月から29年5月にかけて発表された巷談に連なる観戦記などエッセイ22篇を収める。「安吾巷談」「安吾史譚」「安吾下田外史」他。 <br /> 【解説: 島田雅彦 】

ちくま文庫  文庫判   592頁   刊行日 1990/12/04  ISBN 4-480-02477-8
JANコード 9784480024770

定価:本体1,300 円+税

坂口安吾全集 8

坂口 安吾 著 

長篇小説「街はふるさと」を中心に、昭和25年5月から28年1月にかけて発表された「飛騨の顔」「夜長姫と耳男」など小説8篇を収録。 <br /> 【解説: 古山高麗雄 】

ちくま文庫  文庫判   624頁   刊行日 1991/01/29  ISBN 4-480-02468-9
JANコード 9784480024688

定価:本体1,350 円+税

坂口安吾全集 9

坂口 安吾 著 

桐生移転――新天地で新たな創作活動が始まる。長篇小説「信長」を中心に「都会の中の孤島」「梟雄」「牛」「中庸」「乞食幽霊」他。 <br /> 【解説: 荻野アンナ 】

ちくま文庫  文庫判   704頁   刊行日 1991/03/26  ISBN 4-480-02469-7
JANコード 9784480024695

定価:本体1,500 円+税

ちくま日本文学全集 6 坂口安吾 ─坂口安吾

坂口 安吾 著 

風博士 村のひと騒ぎ FARCEに就て 石の思い 風と光と二十の私と 日本文化私観 堕落論 白痴 桜の森の満開の下 他 <br /> 【解説: 鶴見俊輔 】

シリーズ・全集  文庫判   480頁   刊行日 1991/04/20  ISBN 4-480-10206-X
JANコード 9784480102065

定価:本体1,200 円+税

坂口安吾全集10

坂口 安吾 著 

未完の長篇小説「真書太閤記」を中心に、作者最晩年の小説15篇と未定稿5篇を収録。「目立たない人」「保久呂天皇」「狂人遺書」他。 <br /> 【解説: 安岡章太郎 】

ちくま文庫  文庫判   刊行日 1991/04/25  ISBN 4-480-02470-0
JANコード 9784480024701

定価:本体1,097 円+税

坂口安吾全集 6

坂口 安吾 著 

薬物中毒と躁鬱症を克服すべく執筆は続く。未完の長篇小説「火」第一部、「ジロリの女」「遺恨」「無毛談」「アンゴウ」「お魚女史」他。 <br /> 【解説: 川元祥一 】

ちくま文庫  文庫判   刊行日 1991/05/28  ISBN 4-480-02466-2
JANコード 9784480024664

定価:本体1,165 円+税

坂口安吾全集15

坂口 安吾 著 

戦後のオピニオン・リーダーとして活躍した頃の衝撃のエッセイ96篇を収める。「天皇陛下にささぐる言葉」「ヤミ論語」「我が人生観」他。 <br /> 【解説: 野坂昭如 】

ちくま文庫  文庫判   720頁   刊行日 1991/06/24  ISBN 4-480-02475-1
JANコード 9784480024756

定価:本体1,500 円+税

坂口安吾全集16

坂口 安吾 著 

権力に対して熾烈な批判を展開した昭和26年から急逝直後に発表されたエッセイ等54篇を収録。「安吾人生案内」「安吾行状日記」他。 <br /> 【解説: 中村雄二郎 】

ちくま文庫  文庫判   704頁   刊行日 1991/07/25  ISBN 4-480-02476-X
JANコード 9784480024763

定価:本体1,300 円+税