坂口 安吾 サカグチ アンゴ
1906-1955。新潟市の生まれ。本名は炳五。中学を放校されて上京、東洋大でインド哲学、アテネ・フランセでフランス文学を学ぶ。「木枯の酒倉から」「風博士」によって、一部の注目をあびる。戦争中は「日本文化私観」「青春論」などの卓抜なエッセイを書きつづけ、戦後、「白痴」「堕落論」で一挙に世に出た。独特の発想と視点をもった文明批評や、「不連続殺人事件」などの探偵小説もある。
坂口 安吾 著
近年発見された生前未刊行のエッセイ24篇を含め、昭和6年から22年までに発表された88篇を収める。「随落論」「日本文化私観」他。 <br /> 【解説: 山口昌男 】
ちくま文庫 文庫判 656頁 刊行日 1990/06/26 ISBN 4-480-02474-3JANコード 9784480024749
定価:本体1,400 円+税
在庫 ×
結婚、そして新しい生活。作風にも変化が見えはじめる。「暗い青春」「桜の森の満開の下」「青鬼の褌を洗う女」「二流の人」他9篇を収める。 <br /> 【解説: 篠田正浩 】
ちくま文庫 文庫判 592頁 刊行日 1990/04/26 ISBN 4-480-02465-4JANコード 9784480024657
定価:本体1,300 円+税
敗戦――価値の転倒と新しい出発。旺盛な活躍が始まる時期の小説17篇を収録。「白痴」「風と光と二十の私と」「道鏡」「三十歳」他。 <br /> 【解説: 中上健次 】
ちくま文庫 文庫判 608頁 刊行日 1990/03/27 ISBN 4-480-02464-6JANコード 9784480024640
定価:本体1,350 円+税
作者30歳から40歳にかけて発表された小説27篇を収録。「禅僧」「紫大納言」「木々の精、谷の精」「勉強記」「イノチガケ」「真珠」「二十一」他。 <br /> 【解説: 本田和子 】
ちくま文庫 文庫判 刊行日 1990/02/28 ISBN 4-480-02463-8JANコード 9784480024633
定価:本体1,200 円+税
孤独と悲痛な恋愛体験による苦悩の中から生まれた「吹雪物語」の他「狼園」「母を殺した少年」「古都」「孤独閑談」を収録。 <br /> 【解説: 種村季弘 】
ちくま文庫 文庫判 640頁 刊行日 1990/01/30 ISBN 4-480-02462-XJANコード 9784480024626
処女作「木枯の酒倉から」、芸術派の新人としてにわかに注目され始めた「風博士」「ふるさとに寄する讃歌」他初期作品21篇収録。 <br /> 【解説: 柄谷行人 】
ちくま文庫 文庫判 592頁 刊行日 1989/12/04 ISBN 4-480-02461-1JANコード 9784480024619
坂口 安吾
シリーズ・全集 四六判 484頁 刊行日 1975/07/17 ISBN 4-480-10858-0JANコード 9784480108586
定価:本体2,300 円+税
太宰 治 著 坂口 安吾 著
シリーズ・全集 菊判 442頁 刊行日 1969/02/25 ISBN 978-4-480-10077-1JANコード 9784480100771
定価:本体6,000 円+税
© Chikumashobo Ltd. All Rights Reserved.