中山 元 ナカヤマ ゲン
中山元(なかやま・げん)1949年生まれ。東京大学教養学部中退。思想家・翻訳家。著書に『思考の用語辞典』などが、訳書にカント『純粋理性批判』、ハイデガー『存在と時間』などがある。
ジェレミー・ベンサム 著 中山 元 翻訳
快と苦痛のみに基礎づけられた功利性の原理から、個人および共同体のありようを分析する。近代功利主義の嚆矢をなす記念碑的名著をついに完訳。
ちくま学芸文庫 文庫判 400頁 刊行日 2022/08/08 ISBN 978-4-480-51105-8JANコード 9784480511058
定価:本体1,300 円+税
在庫 ○
法とは何のためにあるのか? 科学に立脚して立法と道徳を問いなおし、真に普遍的な法体系を打ち立てんとするベンサムの代表作を清新な訳文で送る。
ちくま学芸文庫 文庫判 464頁 刊行日 2022/08/08 ISBN 978-4-480-51107-2JANコード 9784480511072
定価:本体1,400 円+税
中山 元 著
なぜドイツ人の道徳観は崩壊したのか、従来の自分を失わなかったのは誰か、全体主義に対峙し続けたハンナ・アレントの思索の本質。
ちくま新書 新書判 240頁 刊行日 2017/01/05 ISBN 978-4-480-06940-5JANコード 9784480069405
定価:本体800 円+税
ハンナ・アレント 著 ジェローム・コーン 編集 中山 元 翻訳
アレント生前に発表された講義や論説を「責任」と「判断」の下に編む。ナチス統治下で道徳が崩壊した経緯を問い、善悪の判断を促すものを考察する。
ちくま学芸文庫 文庫判 560頁 刊行日 2016/08/08 ISBN 978-4-480-09745-3JANコード 9784480097453
定価:本体1,600 円+税
無意識という概念と精神分析という方法を発見して「わたし」を新たな問いに変えたフロイトは、巨大な思想的革命をもたらした。その生成と展開を解き明かす。
筑摩選書 四六判 352頁 刊行日 2015/11/11 ISBN 978-4-480-01629-4JANコード 9784480016294
定価:本体1,800 円+税
スティーブン・ロー 著 中山 元 翻訳
宇宙はどうなっているのか? 心とは何か? 遺伝子操作は許されるのか? 多彩な問いを通し、「哲学する」技術と魅力を堪能できる対話集。
ちくま学芸文庫 文庫判 416頁 刊行日 2013/08/07 ISBN 978-4-480-09566-4JANコード 9784480095664
定価:本体1,500 円+税
古代から現代まで「正義」は思想史上最大のテーマのひとつでありつづけている。プラトンからサンデルに至る主要な思想のエッセンスを網羅し今日の課題に応える。
ちくま新書 新書判 272頁 刊行日 2011/06/06 ISBN 978-4-480-06612-1JANコード 9784480066121
定価:本体860 円+税
ミシェル・フーコー 著 中山 元 翻訳
自らの軌跡を精神病理学と文学との関係で率直に語った表題作を始め、フーコー中期の貴重な肉声を伝えるオリジナル編集のインタヴュー・講演集。
ちくま学芸文庫 文庫判 224頁 刊行日 2008/09/10 ISBN 978-4-480-09165-9JANコード 9784480091659
定価:本体1,000 円+税
在庫 ×
ギリシア哲学と初期キリスト教、この流れにおいて自己と真理の問題系はいかに変貌を遂げたか。フーコー晩年のパレーシア(真実を語ること)を壮大に展開する。
単行本 A5判 512頁 刊行日 2008/02/25 ISBN 978-4-480-84277-0JANコード 9784480842770
定価:本体5,000 円+税
ハンナ・アレント 著 中山 元 翻訳
邪悪でない人々のうちに潜む〈凡庸な悪〉すなわち思考を停止してしまった世界で倫理が可能なのか。〈善〉と〈悪〉についての透徹した思考。アレント未公刊遺稿集。
単行本 A5判 400頁 刊行日 2007/02/22 ISBN 978-4-480-84273-2JANコード 9784480842732
定価:本体3,800 円+税
今日を生きる思考を鍛えるための用語集。時代の変遷とともに永い眠りから覚め、新しい意味をになって冒険の旅に出る哲学概念100の物語。
ちくま学芸文庫 文庫判 560頁 刊行日 2007/02/07 ISBN 978-4-480-09049-2JANコード 9784480090492
カール・マルクス 著 中山 元 翻訳 三島 憲一 翻訳
シリーズ・全集 四六判 464頁 刊行日 2005/06/23 ISBN 4-480-40111-3JANコード 9784480401113
定価:本体3,000 円+税
言説とは? イデオロギーとは? テクストとは? 辞書を引いてもわからない語を、思想的背景や頻出する文脈から解説。評論文を読む〈視点〉が養えるキーワード集。
ちくま新書 新書判 240頁 刊行日 2005/06/06 ISBN 978-4-480-06242-0JANコード 9784480062420
ジャック・デリダ 著 中山 元 翻訳
サルトルについて、現象学や文学について、自身の著作とそれへの批評について、自在かつ雄弁に語るデリダがここに! 晩年の集大成、本邦初訳。
ちくま学芸文庫 文庫判 416頁 刊行日 2005/03/09 ISBN 4-480-08890-3JANコード 9784480088901
読む者に大きな刺激を与えるデリダ晩年の講演・インタビュー。ユーモアと機知に溢れ、時には熱く、肉声で綴られる精緻かつスリリングな一冊。
ちくま学芸文庫 文庫判 400頁 刊行日 2005/02/08 ISBN 4-480-08889-XJANコード 9784480088895
〈ぼく〉とは何か。〈ぼく〉は世界の中でどのような位置を占めているのか。哲学史の中の様々な試みを手がかりに、この素朴で根源的な問いに答える異色の入門書。
ちくま新書 新書判 240頁 刊行日 2004/06/07 ISBN 4-480-06175-4JANコード 9784480061751
定価:本体720 円+税
ジョルジュ・バタイユ 著 中山 元 翻訳
『呪われた部分』草稿、アフォリズム、ノートなど15年にわたり書き残した断片。バタイユの思想体系の全体像と精髄を浮き彫りにする待望の新訳。
ちくま学芸文庫 文庫判 416頁 刊行日 2003/04/09 ISBN 978-4-480-08747-8JANコード 9784480087478
真理を語ること=パレーシア。この語が使われる状況を歴史的に分析・考察し、真理を語る主体と他者が構成する〈問題〉に焦点をあてる。フーコー晩年の重要概念。
単行本 四六判 280頁 刊行日 2002/09/05 ISBN 4-480-84712-XJANコード 9784480847126
定価:本体2,800 円+税
オギュスタン・ベルク 著 中山 元 翻訳
地理学的手法を駆使して日本の風土・自然・空間の分析を深めてきた著者の半生にわたる研鑚の集大成。地理学と存在論を架橋し〈通態的理性〉の発現をめざす大著。
単行本 四六判 440頁 刊行日 2002/01/23 ISBN 4-480-84709-XJANコード 9784480847096
二木 麻里 著 中山 元 著
図書館に行く前にインターネットでどこまで調べられるのか。ものを書く道具としてパソコンを整備するには?�オ�オ達人二人がデジタル執筆術・検索術を徹底指南する。
ちくま新書 新書判 224頁 刊行日 2001/11/19 ISBN 4-480-05920-2JANコード 9784480059208
定価:本体700 円+税
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