岡田 温司 オカダ アツシ
岡田 温司(おかだ・あつし):1954年広島県生まれ。京都大学大学院博士課程修了。京都大学名誉教授。現在、京都精華大学大学院特任教授。専門は西洋美術史・思想史。著書『モランディとその時代』(人文書院)で吉田秀和賞、『フロイトのイタリア』(平凡社)で読売文学賞を受賞。ほかに、『反戦と西洋美術』(ちくま新書)、『西洋美術とレイシズム』(ちくまプリマー新書)、『最後の審判』『マグダラのマリア』『アダムとイヴ』(中公新書)、『デスマスク』 『黙示録』(岩波新書)など著書多数。
岡田 温司 著
戦争とその表象の関係という古くて新しい問い。17世紀から現代に至る「反戦」のイメージを手がかりに、その倫理的、あるいは政治的な役割について捉え直す。
ちくま新書 新書判 224頁 刊行日 2023/02/07 ISBN 978-4-480-07529-1JANコード 9784480075291
定価:本体900 円+税
在庫 ○
聖書に登場する呪われた人、迫害された人を、美術はどのように描いてきたか。長い歴史のなか培われた人種差別のイメージを考える。
ちくまプリマー新書 新書判 192頁 刊行日 2020/12/07 ISBN 978-4-480-68390-8JANコード 9784480683908
定価:本体1,000 円+税
ジョルジョ・アガンベン 著 岡田 温司 翻訳 岡本 源太 翻訳
パラダイム、しるし、考古学――フーコーのエピステーメーを起点に、思想の展開や鍛錬の可能性に挑む、新たな時代の人文科学の方法論。
ちくま学芸文庫 文庫判 224頁 刊行日 2019/10/09 ISBN 978-4-480-09949-5JANコード 9784480099495
定価:本体1,100 円+税
レンブラント、フェルメール、ウォーホル、フリーダ……実証主義を超え、真実らしさを求めた映像が挑んだ、新たな芸術家の詩的真実に迫るスリリングな映画論。
単行本 四六判 296頁 刊行日 2018/12/17 ISBN 978-4-480-87398-9JANコード 9784480873989
定価:本体3,400 円+税
出現の不思議さや美しい姿から、古代より思想・科学・芸術・文学のテーマとなってきた虹。西洋美術でその虹がどのように捉えられ描かれてきたのかを読み解く。
ちくまプリマー新書 新書判 208頁 刊行日 2012/12/05 ISBN 978-4-480-68891-0JANコード 9784480688910
定価:本体950 円+税
在庫 ×
フーコーを契機に、パラダイム、しるし、考古学という三つについて発展的可能性を検討し、諸学の方法をその根源から問い直すアガンベン版「方法論序説」。
単行本 四六判 200頁 刊行日 2011/05/09 ISBN 978-4-480-84718-8JANコード 9784480847188
定価:本体2,600 円+税
ジョルジョ・アガンベン 著 岡田 温司 翻訳
西洋文化の豊饒なイメージの宝庫を自在に横切り、愛・言葉そして喪失の想像力が表象に与えた役割をたどる。21世紀を牽引する哲学者の博覧強記。
ちくま学芸文庫 文庫判 400頁 刊行日 2008/03/10 ISBN 978-4-480-09131-4JANコード 9784480091314
定価:本体1,500 円+税
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