牧野 富太郎 マキノ トミタロウ
1862−1957。現高知県生まれ。植物分類学者。小学校を中退し、独学で植物学者を志す。東京大学理学部植物学教室で研究、同大学助手、講師を務める間に全国の植物の採集調査を続けて多数の新種を発見し、日本の植物分類学の基礎をつくる。『植物学雑誌』『植物研究雑誌』を創刊。理学博士、第1回文化功労者、没後文化勲章受章。『日本植物志図篇』(11冊)、『大日本植物志』(4冊)、『牧野植物学全集』(7冊)、『牧野日本植物図鑑』ほか著書多数。
牧野 富太郎 著
自らを「植物の精」と呼ぶほどの草木への愛情。その眼差しは学問知識にとどまらず、植物を社会に生かす道へと広がる。碩学晩年の愉しい随筆集。
ちくま学芸文庫 文庫判 320頁 刊行日 2010/01/06 ISBN 978-4-480-09272-4JANコード 9784480092724
定価:本体1,000 円+税
在庫 ○
万葉集の草花から「満州国」の紋章まで、博識な著者の珠玉の自薦エッセイ集。独学で植物学を学んだ日など、自らの生涯もユーモアを交えて振り返る。
ちくま学芸文庫 文庫判 320頁 刊行日 2008/12/10 ISBN 978-4-480-09192-5JANコード 9784480091925
世界的な植物学者が、学識を背景に、植物名の起源を辿り、分類の俗説に熱く異を唱え、稀有な薀蓄を傾ける、のびやかな随筆100題。 <br /> 【解説: 大場秀章 】
ちくま学芸文庫 文庫判 320頁 刊行日 2008/02/06 ISBN 978-4-480-09139-0JANコード 9784480091390
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