シモーヌ・ヴェイユ ヴェイユ,シモーヌ
1909−43年。フランスの実存的思想家。ユダヤ系医師の家に生まれ、高等師範学校卒業後、高等中学校の哲学教師となる。34年から1年間アルストム、ルノー等の工場で労働、『工場日記』を遺す。スペイン内戦では人民戦線側で戦う。38年ソレムの修道院で「キリストの受難」の思想を学ぶ。40年のパリ陥落後マルセイユでペラン神父らと親交。42年、アメリカに亡命するも、自由フランス政府で働くべくロンドンに渡り客死。著書に『根をもつこと』『重力と恩寵』『ヴェイユの哲学講義』などがある。
シモーヌ・ヴェイユ 著 田辺 保 翻訳
人間のありのままの姿を知り、愛し、そこで生きたい――女工となった哲学者が、極限の状況で自己犠牲と献身について考え抜き、克明に綴った、魂の記録。
ちくま学芸文庫 文庫判 288頁 刊行日 2014/11/10 ISBN 978-4-480-09646-3JANコード 9784480096463
定価:本体1,200 円+税
在庫 ○
シモーヌ・ヴェーユ 著 シモーヌ・ヴェイユ 著 渡辺 一民 翻訳 川村 孝則 翻訳
心理学にはじまり意識・国家・身体を考察するリセ最高学年哲学学級で一年にわたり行われた独創的かつ自由な講義の記録。ヴェーユの思想の原点。
ちくま学芸文庫 文庫判 416頁 刊行日 1996/11/07 ISBN 978-4-480-08297-8JANコード 9784480082978
定価:本体1,400 円+税
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シモーヌ・ヴェーユ 著 シモーヌ・ヴェイユ 著 田辺 保 翻訳
「重力」に似たものからどうして免れればよいのか…ただ「恩寵」によって。苛烈な自己無化への意志に貫れた、独自の思索の断想集。ティボン編。
ちくま学芸文庫 文庫判 384頁 刊行日 1995/12/07 ISBN 4-480-08242-5JANコード 9784480082428
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