白崎 秀雄 シラサキ ヒデオ
1920-1993年。福井県生まれ。小説家・美術評論家。出版社勤務を経て、福井の陶工、塚原芥山の生涯を描いた『もう一つの生』で文壇の注目を集め芥川賞候補となる。1966年『真贋』で美術品の真贋問題を鋭く衝き、日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。以降も、美術工芸に関わる評伝、批評と多彩な執筆活動を展開した。著書に『魯山人の世界』『尾形光琳 稀世の天才』『千代鶴是秀』『鈍翁 益田孝』『三渓 原富太郎』『耳庵 松永安左ェ門』などがある。
白崎 秀雄 著
魯山人芸術の本質は、彼の「書」のなかにある。世間の俗説を一刀両断し、鋭い観察眼と豊富な知識を基に、新たな魯山人像を提示した意欲作。
ちくま文庫 文庫判 240頁 刊行日 2013/07/10 ISBN 978-4-480-43079-3JANコード 9784480430793
定価:本体1,000 円+税
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美食家として星岡茶寮の隆盛と芸術家としての成功・華やかな人間関係。一方で絶えることのない周囲との衝突、そして不遇な晩年。傑作評伝の後編。
ちくま文庫 文庫判 448頁 刊行日 2013/02/06 ISBN 978-4-480-43033-5JANコード 9784480430335
魯山人とは何者か。篆刻、書画、陶芸、料理に天才的な才を見せ、大きな影響を残した彼の波乱の生涯を、精細な取材によって照らしだす傑作長編評伝。
ちくま文庫 文庫判 432頁 刊行日 2013/02/06 ISBN 978-4-480-43032-8JANコード 9784480430328
定価:本体950 円+税
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