原 亨吉
ハラ コウキチ

1918ー2012年、京都生まれ。第一高等学校理科乙類を経て京都大学文学部哲学科入学のち退学。東京大学文学部フランス文学科卒業。大阪大学文学部教授で定年退官。同大学名誉教授。研究実績に「パスカルの数学的業績」(大阪大学文学部研究紀要)があり、世界的水準の数学史研究者として内外に知られている。ほかにも、デカルト、ロベルヴァル、ホイヘンス、ニュートン、ライプニッツらに関する研究論文・翻訳がある。また一方で、フランス語教育や文学研究にも長くたずさわり、スタンダール、アラン、ヴァレリーらの翻訳もある。パスカル数学研究により日本学士院賞・恩賜賞受賞。著書に『近世の数学』、訳書にデカルト『幾何学』(いずれもちくま学芸文庫)がある。

検索結果

前のページへ戻る
3件1~3件を表示しています。
       昇順に並び替え 降順に並び替え

パスカル 数学論文集

ブレーズ・パスカル 著  原 亨吉 翻訳 

「パスカルの3角形」で有名な「数3角形論」ほか、「円錐曲線論」「幾何学的精神について」など十数篇の論考を収録。世界的権威による翻訳。 <br /> 【解説: 佐々木力 】

ちくま学芸文庫  文庫判   432頁   刊行日 2014/04/09  ISBN 978-4-480-09593-0
JANコード 9784480095930

定価:本体1,500 円+税

幾何学

ルネ・デカルト 著  原 亨吉 翻訳 

哲学のみならず数学においても不朽の功績を遺したデカルト。『方法序説』の本論として発表された『幾何学』、初の文庫化!  <br /> 【解説: 佐々木力 】

ちくま学芸文庫  文庫判   240頁   刊行日 2013/10/09  ISBN 978-4-480-09565-7
JANコード 9784480095657

定価:本体1,100 円+税

在庫  ○

近世の数学 ─無限概念をめぐって

原 亨吉 著 

ケプラーの無限小幾何学からニュートン、ライプニッツの微積分学誕生に至る過程を、原典資料を駆使して考証した世界水準の作品。 <br /> 【解説: 三浦伸夫 】

ちくま学芸文庫  文庫判   416頁   刊行日 2013/06/10  ISBN 978-4-480-09545-9
JANコード 9784480095459

定価:本体1,500 円+税

  • 1