有馬 稲子
アリマ イネコ

大阪府池田市生まれ。幼年時代を釜山で過ごす。戦後引き揚げ。一九四八年宝塚歌劇団入団。五三年映画界に転身し、小津安二郎監督『東京暮色』、今井正監督『夜の鼓』、内田吐夢監督『浪速の恋の物語』など、出演総数は七十数本を数える。また舞台でも東宝の『奇跡の人』や『風と共に去りぬ』に出演。宇野重吉の劇団民藝に参加。八〇年ライフワークとなる『はなれ瞽女おりん』と出会い、684回の旅公演を重ねた。

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有馬稲子 わが愛と残酷の映画史

有馬 稲子 著  樋口 尚文 著 

日本映画全盛期から現在まで、銀幕や舞台で活躍を続ける大女優が語る、小津安二郎、内田吐夢、今井正、市川崑ら名監督の素顔。そして知られざる実生活……。

単行本  四六判   224頁   刊行日 2018/06/27  ISBN 978-4-480-81847-8
JANコード 9784480818478

定価:本体1,900 円+税

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