松田哲夫の王様のブランチ出版情報ニュース

「王様のブランチ」本コーナー(2009.6.27)

2009年06月27日

「重松清『かあちゃん』」


<総合ランキング>  (日販オープンネットワークWIN調べ・6/15~6/21)
① 村上春樹『1Q84 BOOK1(4月-6月)』(新潮社)
② 村上春樹『1Q84 BOOK2(7月-9月)』(新潮社)
③ 蛇蔵・海野凪子『日本人の知らない日本語』(メディアファクトリー)
④ エリカ・アンギャル『世界一の美女になるダイエット』(幻冬舎)
⑤ 出口宗和『読めそうで読めない間違いやすい漢字』(二見書房)
⑥ 森田まさのり・濱崎達弥・いずみ吉紘『映画ROOKIES一卒業―』(集英社)
⑦ 小林よしのり『ゴーマニズム宣言SPECIAL天皇論』(小学館)
⑧ 出口宗和『読めそうで読めない間違いやすい漢字 2』(二見書房)
⑨ 吉崎達郎『子育てハッピーアドバイス 知っててよかった小児科の巻』(1万年堂出版)
⑩ 西尾維新『偽物語 下』(講談社)
谷原 『1Q84』、今週も1位、2位ですよ。ぼくは2巻を読み終わったんですが、「これは終わっているのか?」、「どうなっていくのか?」っていう感じですよね。
松田 ものすごく大きな謎が残りますよね。
谷原 そうですよね。
松田 3巻があるんじゃないかって思いますよね。
谷原 思いますよね。
松田 村上春樹さんのインタビューを読むと、チラッとそういう感じがありますよね。
谷原 終わってほしくないですよね、あそこで。
松田 まだ読みたいですよね。
谷原 ですよね。


<特集・重松清『かあちゃん』>
◎重松清『かあちゃん』(講談社)



生まれてきた瞬間、いちばんそばにいてくれるひと。――あなたのおかげで、僕はひとりぼっちではありません。昭和の母から平成の母、強い母から優しい母。連鎖するストーリーとともに登場するかあちゃんたちが、胸と涙腺を揺さぶる。母が子どもに教えてくれたこと、子どもが母に伝えたかったことを重松清が初めて描く、母と子の感動の物語。なぜ母と子の物語を描かれたのか? 母と子をモチーフに今回初めて描いた理由、重松さんとお母さんのとの関係、さらに重松さんと家族との関係などを仕事場でインタビューしました。
谷原 優香ちゃん、『かあちゃん』は号泣したということですが、そのポイントは?
優香 はい。重松さんて、泣かせよう泣かせようとしないんですよね。でも、深く響いてくるんですが、自分で泣けるポイントじゃないなと思っているのに、ホロッとやられてしまうんですね。だから電車で読まない方がいい。わたしはこの中でも、28歳の女性教師が出てくるところがあるんですけども、その女性は、学校では本当にしっかりしている方なんですが、子育てと家事に追われていて、本当はものすごく大変で、それをお母さんに頼むんですけども、それも気が引けたりもするんですが、でも、お母さんと他愛のないことでけんかをしてしまったりとかするんです。わたしは歳も近いし、そういうことがあるので、その人にすごく感情移入して、なんでこんなことでけんかしちゃうんだろう、こんなことを言っちゃうんだろうって思うんですけども、お母さんは、それをわかっていて、許してくれるというか、そういう優しさが……。この『かあちゃん』というタイトルが素晴らしくてね、松田さん。
松田 はい。一言で言いますと、この作品は「重松ワールドのさらなる進化と深化。」(*松田の一言*)です。重松さんはこれまでも、心温まる物語をたくさん書いているんですが、今回も、さらに深い感動をぼくたちに届けてくれたっていう感じですね。いろんな母親が登場してくるんですが、難しい問題を抱えて苦しんでいる子どもたちの姿から決して目を逸らさないんですね。そして、本当に必要な時には、そっと支えてくれるっていう、本当に素敵なお母さんばかりで。本当に、深ーい感動をもらったという感じでしたね。
優香 ジーンと染みわたりますよね。「かあちゃん」て呼びたくなりますよね。
谷原 皆さんも、『かあちゃん』で温かい涙を流してみたらいかがでしょうか。電車の中では気をつけて。

「王様のブランチ」本コーナー(2009.6.20)

2009年06月21日

『きりこについて』と「東村アキコ『ママはテンパリスト』」


<総合ランキング> (有隣堂書店全店調べ・6/7~6/13) 
① 村上春樹『1Q84 BOOK1(4月-6月)』(新潮社)
② 村上春樹『1Q84 BOOK2(7月-9月)』(新潮社)
③ 西尾維新『偽物語 下』(講談社)
④ 小林よしのり『ゴーマニズム宣言SPECIAL天皇論』(小学館)
⑤ エリカ・アンギャル『世界一の美女になるダイエット』(幻冬舎)
⑥ よしたに『ぼく、オタリーマン。 4』(中経出版)
⑦ 出口宗和『読めそうで読めない間違いやすい漢字』(二見書房)
⑧ 蛇蔵・海野凪子『日本人の知らない日本語』(メディアファクトリー)
⑨ 横浜市ふるさと歴史財団:編『横浜 歴史と文化 (開港150周年記念)』(有隣堂)
⑩ 出口宗和『読めそうで読めない間違いやすい漢字 2』(二見書房)


<特集・東村アキコ『ママはテンパリスト』>
◎東村アキコ『ママはテンパリスト』1~2(集英社)



「すいません。育児ナメてました」。「コーラス」(毎月28日発売)で、連載当初から爆発的人気を誇るこの作品は、革命的面白さの新世代育児エッセイコミック。漫画連載を多数かかえる作者は、初の育児に毎日テンパりまくり(=あわてて動揺しっぱなし)。そして、ママは授乳を止めさせる珍妙なゴルゴ作戦をたてるかと思えば、イタズラを叱るママに対して、あまりにも予想外すぎる爆笑リアクションを繰り返す息子ごっちゃん。そのデンジャラスな魅力に夢中になるファンが、年齢・性別問わず続出。育児に役立つ情報が一切ないという漫画なのに、読み始めたらやみつきになること間違いなし。今回、ブランチでは東村さんの仕事場を直撃。彼女の爆笑育児エピソードや執筆環境など、漫画家として母としての日常についてうかがいました。


<今週の松田チョイス>
◎西加奈子『きりこについて』(角川書店)



松田 いつも活きのいい物語を届けてくれる西加奈子さんの最新作『きりこについて』です。
N 「きりこはぶすな女の子」。だけど、両親の愛情をいっぱいに浴びて育ったから、自分がぶすだなんて思ってもみなかった。大好きなこうた君から冷たく言われるまでは。体育館の裏で出会った猫「ラムセス2世」は、そんなきりこに美しさの意味、生きる意味を問いかける。西加奈子が描く、心温まる物語『きりこについて』。>
谷原 松田さん、この本の魅力を一言で言うと?
松田 「元気印のおとぎ話」(松田の一言フリップ)です。風変わりなお話なんですが、読むと元気をもらえる、勇気をもらえる、現代のおとぎ話なんですね。主人公のきりこは、団地に住む女の子なんですが、「お姫様」のような気持ちで日々を暮らしています。でも、ある出来事がきっかけとなって、落ち込んで引きこもってしまうんです。彼女に付き従っているのが、人の言葉のわかる賢い猫「ラムセス2世」なんです。その猫の手助けで、きりこは再び元気を取り戻していくんですね。その間に、深刻な問題が次々に出てくるお話なんですが、とってもチャーミングな登場人物がたくさん出てきますし、語り口がとても不思議な語り口なんで、だんだんと、読んでいるぼくたちが幸せな気分になっていく、元気になっていく。とっても素敵なおとぎ話だなあって思いましたね。
谷原 デミちゃんも読んだんだよね。
出水 そうなんです。主人公のきりこちゃんというのが、ちょっと美的な尺度から言うと、容姿というのがあまり恵まれていないんですけども、それを一時期コンプレックスに思うところはあっても、結局は、そういうところにはとらわれないで、自分の中で確固たる信念をもって力強く生きる様が描かれていて、それが「ラムセス2世」という猫の視点で描かれていて、それがちょっと面白いポイントでもあるんですけども。前向きに生きていく姿勢が、私は共感できましたし、世の中の流れにとらわれすぎて、意外に自由になれない自分がいたりするので、自由になっていいんだなあって力をもらえた一冊でした。
谷原 男が読んでもいい感じですかね。
出水 はい、面白いと思いますね。
松田 猫好きには楽しいと思いますし、ぼくは、それほど猫が得意ではないんですが、この「ラムセス2世」は結構好きになりましたね。
谷原 梅雨の時期に爽やかに気持ちにさせてくれる、この1冊、是非読んでみてはいかがでしょうか。

「王様のブランチ」本コーナー(2009.6.13)

2009年06月14日

「太宰治生誕100年記念・特集」


<総合ランキング>  (リブロ池袋本店調べ・6/1~6/7)
① 村上春樹『1Q84 BOOK1(4月‐6月)』(新潮社)
② 村上春樹『1Q84 BOOK2(7月‐9月)』(新潮社)
③ 『忌野清志郎1951-2009』(ロッキングオン社)
④ エリカ・アンギャル『世界一の美女になるダイエット』(幻冬舎)
⑤ 酒巻久『「会社のアカスリ」で利益10倍―本当は儲かる環境経営』(朝日新聞社)
⑥ 『もっとからだにおいしい野菜の便利帳』(高橋書店)
⑦ 君島十和子『ザ・十和子本-43歳。女のキレイは止まらない』(集英社)
⑧ 蛇蔵・海野凪子『日本人の知らない日本語』(メディアファクトリー)
⑨ 小林よしのり『ゴーマニズム宣言SPECIAL天皇論』(小学館)
⑩ 山崎豊子『運命の人 (三)』(文藝春秋)


<太宰治生誕100年記念・特集>
◎齋藤孝『若いうちに読みたい太宰治』(筑摩書房)



今年で生誕100年を迎えた太宰治。未だに若い人を中心に多くの読者に読み続けられています。今回は、太宰治のゆかりの地・三鷹にある太宰治文学サロンで、教育学者の齋藤孝さんにお話を伺いました。齋藤さんは、最近『若いうちに読みたい太宰治』(ちくまプリマー新書)を刊行したばかりです。「自意識との葛藤や社会との距離感で心が苛まれる人間の様子を、豊かに表現した太宰治」と語る齋藤さんに、いつまでも輝きを失わない太宰治文学の魅力を紹介していただきました。
<取り上げる作品>
*「新樹の言葉」(生きる元気をもらいたい時に……)
*「ヴィヨンの妻」(恋に悩んだ時に……)
*「トカトントン」(気持ちが萎えそうな時に……)


<今週の松田チョイス・番外編>
◎『ちくま日本文学 太宰治』(筑摩書房)



優香 松田さんから見た太宰さんの魅力は何ですか?
松田 太宰治を一言で言いますと「物語の天才」(松田の一言・フリップ)だと思います。いま、爆発的に売れている村上春樹さんも天才的な物語作家ですが、太宰さんの場合には文章が素晴らしいですね。読みやすく心に響いてくる文章ですし、それに、お話の作り方がものずごく巧みなんですね。僕はいろんな短編が好きなんですが、齋藤さんも取り上げていた「トカトントン」という作品。擬音、金槌の音がタイトルというのもものすごくユニークです。何かに熱中しようとすると、トカトントンという音が聞こえてきてしらけてしまうんです。ある意味では、とことん絶望的なお話なんですが、あっけらかんと明るいんですよね。ついつい笑ってしまうくらいで。「明るい絶望」みたいな物語を楽しく書けちゃうというところが、太宰が天才であるゆえんかなあと思いますね。
優香 木本さんも読まれたんですよね?
木本 思ってた以上に読みやすくて面白かったんですけど。本当に死んじゃいたいと思ったときでもしらけてしまうような絶望的な状況なんですが、これは、手紙が届くという物語なんですよ、作家さんに。太宰治さんに送られてきた手紙という感覚なんですよ。最後に、手紙が終わったところに、その作家さんの感想が「気取った悩みですね」というんですよ。それが清々しくて、そんな戦後の絶望的に時代に、あっ「ルーキーズ」があったらよかったのに、と思いましたね。
松田 本当に素晴らしい短編がたくさんあるんですが、もう一つ、「満願」というたった3ページの作品があるんですが、こんなに短い中に豊かなイメージと味わい深いドラマが盛り込まれているんです。世界中、作家はたくさんいますが、こういう作品を書ける人って滅多にいないと思いますね。
谷原 松田さんのペンもいいですよね。
松田 太宰ペン(と、胸に挿した「太宰治ボールペン」を見せる)。
出水 ちなみに、松田さんオススメの短編は、こちらの『ちくま日本文学 太宰治』に収録されています。皆さんも、是非、この機会に太宰治の世界に触れてみてはいかがでしょうか。

「王様のブランチ」本コーナー(2009.6.6)

2009年06月07日

『1Q84』と「『世界一の美女になるダイエット』」


<総合ランキング> (文教堂書店全店調べ・5/25~5/31)
① 村上春樹『1Q84 1』(新潮社)
② 村上春樹『1Q84 2』(新潮社)
③ 蛇蔵『日本人の知らない日本語』(メディアファクトリー)
④ 小松成美『YOSHIKI/佳樹』(角川書店)
⑤ 山崎豊子『運命の人 3』(文藝春秋)
⑥ エリカ・アンギャル『世界一の美女になるダイエット』(幻冬舎)
⑦ 齋藤真嗣『体温をあげると健康になる』(サンマーク出版)
⑧ 小宮一慶『どんな時代もサバイバルする会社の「社長力」養成講座』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
⑨ 湊かなえ『告白』(双葉社)
⑩ 出口宗和『読めそうで読めない間違いやすい漢字』(二見書房)


<特集・『世界一の美女になるダイエット』
◎エリカ・アンギャル『世界一の美女になるダイエット』(幻冬舎)



イネス・リグロンを支え、知花くらら、森理世を内側から美しくしたミス・ユニバース・ジャパン公式栄養コンサルタントがはじめて明かす真実のダイエット法。ダイエットとは、賢く食べること。何を食べて、何を食べないか、美しくなる食べ方を紹介します。1週間スペシャルダイエットプログラムや、美女になる油のとり方も収録。今回、著者であるエリカさんのお宅に訪問。美女になるための食生活を指南して頂くためリポーターの食生活をチェック。さらに、エリカさんの美の秘訣を探るべく自宅をチェック。常備グッズやライフスタイルに迫りました。


<今週の松田チョイス>
◎村上春樹『1Q84』1・2(新潮社)



谷原 お待たせしました。今週の「松チョイ」は、さきほどもちょっと紹介した村上春樹さんの『1Q84』ですよね、松田さん。
松田 はい。ノーベル文学賞に一番近い日本人作家といわれています村上春樹さん。世界が大注目の最新長編小説です。
N 夜の都会から始まる物語『アフターダーク』から5年、村上春樹さんの最新長編は、2巻で1000ページを超える大作。今回、村上さんの希望により、発売まで内容に関する情報は一切伏せられていました。それも読者の期待感を高め、売り切れの書店が続出。純文学にもかかわらず、発売1週間で、なんと96万部。いまや『1Q84』は社会現象に。あなたは読まずにいられますか?>
松田 一言で言いますと、「*松田の一言*スリリングな謎と冒険の物語」ですね。ほんと、めっちゃ面白いですね。1000ページを超える大作ですが、グイグイ引き込まれて最後まで読み終わりました。この物語には二人の主人公がいて、スポーツインストラクターの女性と、小説家志望の予備校教師の男性で、この二人の物語が交互に出てくるんですね。それで、謎が次々と出てきますし、いろんな危機も迫ってきます。謎の美少女も出てくるし、怪しげな人物も次々に出てくるし、本当に冒険でハラハラドキドキするという物語なんです。
木本 ほんまに楽しそうにしゃべってはりますね。
松田 本当はねえ、ここから、具体的に楽しいところを言いたいんですが、まだ読んでいない人のために、ここから先は黙っていようと思うんですが。さすがは世界の村上春樹さんで、スケールのものすごく大きなミステリー&ファンタジーを読ませてもらったという、本当に楽しいです。
谷原 ぼくはまだ1巻しか読んでないんですけども。村上さんは大好きで、ほとんど読んでいるんですが、いままでの村上さんの主人公って、キャラクターの色が希薄で、それだけにその主人公に没入しやすかったんですが、今回、主人公のキャラクターに肉付けがされていて、リアリティがあるんですよ。で、世界観自体も現実的な世界観が続いていて、なんか今までと違うなあと思っていたら、気付いてみたらぼくは、村上さんの異世界というか、現実とちょっと位相がずれた世界というか、そこに没入している自分を見つけたときに、ゾゾッとしましたね。これは、さすがだな、5年間待ってよかったなと本当に思いました。
木本 これは1984年が舞台なんですよね。Qというのは9とかかっているんですね。
松田 そうなんですが、ちょっとズレた違う世界に……。これ以上は言えないですね。
谷原 言えないですね。
松田 なかなか買えない人もいるので。
谷原 来週の初めには、ほとんどの本屋さんに並ぶようになっているらしいので、是非是非皆さん、買ってください。


<BOOKニュース>
◎松田哲夫『「王様のブランチ」のブックガイド200』(小学館)



N 「王様のブランチ」第1回からのレギュラー出演者、松田哲夫さん。13年間にわたって、泣いたり笑ったり、800冊近くの本を紹介してきました。今回、その中から200冊を厳選した本のガイド『「王様のブランチ」のブックガイド200』を刊行。「ブランチ」ブックコーナーの裏側もちょこっと紹介しつつ、松田さんが今まで紹介した本を、「泣いた」「笑った」「怖かった」「ドキドキした」など、9つのジャンルに分け、ベスト10形式で紹介。これから本を読み始めたい方、何を読んだらいいのかわからない方にオススメしたいラインアップになっています。現在、都内の大型書店などで、このガイド本で紹介した本を集めたブックフェアを展開中です。是非、足を運んでみてください。あなたの人生を変える1冊との出会いがあるかもしれません。
優香 さまざまなジャンルがあって、松田さんが紹介していただく本は、本当に面白い本ばかりなんですよ。
松田 ありがとうございます。ぼくも、この番組のおかげで、いろんな本に出会えて幸せだなあと思うんですね。ですから、皆さんが本を読むときのガイドにしてくださればいいなと、こういう本をまとめたので、是非、参考にしていただければと思います。
谷原 言ってみれば、いわば本の世界の、『ミシュランガイド』のようなものですよね。

「本のコーナー」をネットしているのは、TBS・HBC(北海道)・TUY(山形)・TUF (福島)・SBC(長野)・UTY(山梨)・TUT(富山)
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