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『天文学者たちの江戸時代』(ちくま新書、7月6日頃発売)の著者・嘉数次人氏の講演会が、7月9日14時より、大阪市立中央図書館でございます。刊行されたばかりの同書にも大きく取り上げられている大坂の天文学者・間重富についての講演会、ぜひ皆様ご来場ください!

「町人学者間重富と近世大坂の天文学」(連続講座「近世おおさか理系図鑑」第1回)

近世後期の大阪では天文学の研究が盛んでした。その中で代表的な天文学者が間重富です。質屋を営む間重富は、幕府天文方に出仕して寛政暦への改暦に従事したほか、観測機器の開発に携わるなど大きな活躍をします。講演では間重富の業績をはじめ、大阪に伝わる間重富関係資料についてもお話しいただきます。

【講師】 嘉数次人氏(大阪市立科学館学芸担当課長)
【日時】 平成28(2016)年7月9日(土)14時から16時(開場13時30分)
【場所】 大阪市立中央図書館5階大会議室
【定員】 300名(当日先着順) 入場無料
【お問合わせ】 大阪市立中央図書館 利用サービス担当 電話06-6539-3302

【講師紹介】
嘉数次人(かず・つぐと) 氏(大阪市立科学館学芸担当課長)
1965年、大阪生まれ。1990年、大阪教育大学大学院修了。同年より大阪市立科学館学芸員。
科学館ではプラネタリウムの投影や企画をはじめとした科学普及の業務に携わりながら、専門の科学史について調査研究を行っている。特に江戸期の天文学者たちがどのような研究を行っていたのか、当時の人々がどのような宇宙観をもっていたのかなどについて興味を持っている。

詳細はこちらhttp://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jofhsqtav-510#_510