筑摩書房 INFORMATION&TOPICS

19976月刊行のちくま新書『英文法の核心』におきまして、本来は著作権者から許諾を得て掲載すべき文章を無許諾で、また出典を表記することなく掲載しておりました。

『英文法の核心』の178ページから181ページにかけての部分ですが、もともとはT・D・ミントン氏による文章で、研究社発行の雑誌『時事英語研究』に連載されていた「コミュニケーションのための英文法講座」の19964月号に掲載されたものです(後に『ここがおかしい日本人の英文法』199910月、研究社出版刊に収録)。

『英文法の核心』では未来を表す時制の説明として、誠に優れた例文であるこの文章を利用させていただいたわけですが、その際にミントン氏から許諾をいただくことを怠ってしまいました。

増刷以降の版では改めて出典を明記させていただきましたが、出版社としてあるまじき失態であり、深く恥じ入っております。

ミントン氏および研究社様に対しては多大なご不快の念とご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありませんでした。

謹んで陳謝いたします。

また、読者の皆さまにも無用の誤解を抱かせてしまいましたことをお詫び申し上げます。