2017年12月号　No.561　目次はこちら

ちくま　2017.12　No.561

定価（本体価格100円+税）
年間購読料1000円（送料・税込）

※太字の記事は立ち読みができます

表紙裏
〈ちくまさん　Vol.12〉ご案内ガール―西村ツチカ

巻頭随筆
〈遠い地平、低い視点　42〉さまよえる男達　橋本治―2

暗闇をゆきかう言葉たち　円城塔―4
現代のプラトンはこう書いた　中畑正志―6
卒業生は逸材か、それとも消耗品か　佐藤優―8
なぜ、歴史を書くのか。なぜ、世界史なのか　出口治明―10
自らを映し出す暗渠　梨木香歩―12
泳げないアヒルとは？　安達忠夫―14
哲学のすすめ　飯田隆―16

新連載
〈ワイルドサイドをほっつき歩け――ハマータウンのおっさんたち　1〉
刺青と平和　ブレイディみかこ―22

〈東京のぼる坂くだる坂　1〉幽霊坂　ほしおさなえ―33

連載
〈世の中ラボ　92〉斎藤美奈子―18
〈世界史を一望する　13〉イタリアの盛衰と近代ヨーロッパの胎動　岡本隆司―26
〈風と双眼鏡、膝掛け毛布　30〉アイヌ民族由来の地名星置と鷹栖　梨木香歩―40
〈情報生産者になる　12〉コメント力をつける　上野千鶴子―42
〈ネにもつタイプ　190〉裏　岸本佐知子―48
〈とびだせ教養　9〉教養への道は果てしなく遠い。だのになぜ歯をくいしばりキミは行くのか。　戸田山和久―50
〈絶叫委員会　122〉ランドセルの言葉　穂村弘―56
〈夫婦ってなんだ？　4〉我々は心配するのをやめ、ＡＩを愛するようになれるか　トミヤマユキコ―58
〈最果からお届けします。　20〉秋、感性のドーピング　最果タヒ―62

コラム
〈昔、一緒に暮らした人たち　2〉
うすぼんやりとした味方　古谷田奈月―64

表紙絵　西村ツチカ　
表紙・本文デザイン　名久井直子