「太宰治賞」は1964年に筑摩書房が創設した、小説の新人賞です。この賞からは吉村昭、加賀乙彦、金井美恵子、秦恒平、宮尾登美子、宮本輝、福本武久の各氏など、多くの作家を世に送り出してきました。しかし1978年、筑摩書房は会社更生法の適用をうけ、太宰治賞も第14回で中断せざるをえませんでした。
1998年、太宰治没後50年を機に、筑摩書房と三鷹市の共同主催の形で太宰治賞を復活することになりました。
昨年度、第24回の作品募集には1090篇の応募があり、2008年5月8日、選考委員、高井有一・柴田翔・加藤典洋・小川洋子の四氏によって最終選考がおこなわれ、受賞作に永瀬直矢「ロミオとインディアナ」が選ばれました。
受賞作及び最終候補作は、選評とともにムック『太宰治賞2008』としてまとめられ、6月21日発売されます。
筑摩書房編集部
第24回太宰治賞 選考委員会4氏による選評を公開!
第24回太宰治賞 受賞作品決定!
第25回太宰治賞作品募集
受賞作
一篇 (他に「優秀作」が選ばれることもあります。)
締切
2008年(平成20年)12月10日(水)*消印有効
発表
第一次選考、第二次選考通過作品及び最終候補作品は決定次第、筑摩書房のホームページで発表します。
受賞作(優秀作)は2009年5月にPR誌「ちくま」とホームページに発表します。
- 受賞作品、優秀作品、最終候補作品は、選評とともに「太宰治賞2009」(2009年6月刊行予定) に収録し、略歴と顔写真も掲載します。(受賞作以外の掲載作品には謝礼を支払います。)
- 正賞 記念品
- 副賞 100万円
選考委員(敬称略)
加藤典洋 荒川洋治 小川洋子 三浦しをん
この度、太宰治賞復活10年、太宰治没後60年を迎えるにあたり、2009年度第25回から、選考委員のお二人が交代されることになりました。
高井有一氏、柴田翔氏に代わり、荒川洋治氏、三浦しをん氏が新しく選考委員となります。加藤典洋氏、小川洋子氏は留任となります。
1949年福井県生まれ。現代詩作家・評論家。早稲田大学第一文学部文芸科卒業後、26歳詩集で『水駅』を刊行し、H氏賞を受賞。以後、詩のみならずエッセイや評論まで幅広く活躍している。詩では、高見順賞、読売文学賞、萩原朔太郎賞を受賞。また産経新聞紙上で長くつづけた文芸評論をまとめた『文芸時評という感想』で小林秀雄賞を受賞している。

三浦しをん
ミウラシヲン
1976年東京都生まれ。小説家・エッセイスト。早稲田大学卒業後、2000年に『格闘する者に○』でデビュー。『秘密の花園』『私が語りはじめた彼は』など次々と小説を発表する一方、ネットや雑誌でエッセイを連載し、『あやつられ文楽鑑賞』『悶絶スパイラル』などを刊行。2006年『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞を受賞する。ほかに『風が強く吹いている』『仏果を得ず』など著書多数。
応募規定
- 未発表小説に限ります。(ただし、2008年中に、同人雑誌など、商業出版ではない形で発表された活字原稿は、選考の対象とします。)
- 枚数は、四百字詰原稿用紙50枚から300枚までとします。(活字原稿・ワープロ原稿は、四百字詰原稿用紙に換算した枚数を明記してください。ワープロ原稿はなるべくA4判40字×30行の設定でお願いします。)
応募作品は一人1〜2篇に限ります。 原稿受取り確認希望の方はご自分の住所・氏名を書いたはがきを同封してください。 - 原稿の前に、氏名(筆名の場合は本名も)、住所、電話番号、生年月日(年齢も)、略歴(出身地・学歴・職歴・文筆歴など)を明記してください。原稿は必ず綴じてください。
〒111-8755 東京都台東区蔵前2-5-3 筑摩書房内 太宰治賞係 宛
*当選作品の出版権、映画・テレビ・ビデオ化などの権利は、筑摩書房に帰属します。
*個人情報の扱い、作品の管理については、当サイトにある個人情報保護方針に準じます。
選考過程などに関する問合せには一切応じられません。また応募原稿は返却いたしません。
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