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人生は小説を模倣する。
高校生のための近現代文学ベーシック
ちくま小説入門
紅野謙介/清水良典 編
978-4-480-91723-2 本体952円+税
近代の名作から現代小説まで、10代に読んでおきたい作品を揃えたアンソロジー。第一部では、小説を読むにあたっての基礎知識・技術を解説。第二部には、短編を中心に20編の作品を幅広く収録。脚問、手引き、別冊解説集付き。
指導用CD-ROM(本文・評価用問題例データ)完備

十六、七世紀頃にヨーロッパで生まれた小説は、それ以前のさまざまな神話や叙事詩、物語を吸収してみるみるうちに増えつづけた。神々や特別な能力をもった英雄や美しいお姫様たちの登場する物語から、次第にその社会で多数を占めるようになる階層のふつうの人々を描いた読み物として小説が出現したのである。伝統的な文化や生活から切り離され、いやおうなく変化することを宿命づけられた社会に生きている私たち。そこで恩恵を受け、そこで喜怒哀楽を共にする人々が小説を受け入れ、小説を育んできたのである。

目 次
第一部 小説への招待
小説の仕組み
小説の表現
小説の豊かさ、可能性
小説の読解
第二部
第一章 出会いの物語
ボッコちゃん星 新一
ふたり角田 光代
狐憑中島 敦
忘れえぬ人々国木田 独歩
第二章 秘められたもの
子供の領分吉行 淳之介
満月吉本 ばなな
乞食王子石川 淳
黒猫E・A・ポー
河野 一郎 訳
第三章 向こう側の世界
銀の匙中勘 助
木になった魚竹西 寛子
闇の絵巻梶井 基次郎
ひよこトラック小川 洋子
第四章 語りの力
箪笥半村 良
どよどよ小池 昌代
人情噺織田 作之助
横光 利一
第五章 私らしさを探して
裸になって林 芙美子
四月のある晴れた朝に100%の女の子に出会うことについて村上 春樹
濠端の住まい志賀 直哉
四月の魔女レイ・ブラッドベリ
小笠原 豊樹 訳
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