虹色と幸運

虹色と幸運

柴崎 友香

「ページをめくりながら、この小説に終わって欲しくないと思い始めていた。」
――津村記久子

珠子、かおり、夏美。アラサー三人、出会い、迷い、いろいろ考えた、それぞれの一年間。移りゆく季節の中で、日常の細部が輝く傑作。解説 江南亜美子