流燈記

流燈記

三浦 哲郎

瑞々しい
青春の心情を捉えた佳編
四半世紀を経て、初の単行本化

戦況が切迫する東北の小都市。燈籠流しの季節に交錯する、ふたつの透明な魂。つらい時代に揺曳する青春の心情を捉えた幻の長篇小説。初の単行本化。
【解説: 堀江敏幸 】