筑摩叢書345 ナダール 私は写真家である

F.ナダール

第二帝政期のパリに狂騒の種を蒔き散らした男ナダールとは一体何者なのか。気球飛行の夢と写真術の探究に熱狂する天才奇人の魅力を写真66点とエッセーで紹介。

筑摩叢書345 ナダール 私は写真家である
  • シリーズ:シリーズ・全集
  • 2,093円(税込)
  • Cコード:0072
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1990/11/28
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:192
  • ISBN:4-480-01345-8
  • JANコード:9784480013453

この本の内容

19世紀前半から20世紀初頭まで、詩人、作家、諷刺画家、密偵、気球乗り、発明家、写真家として活躍、第二帝政期のパリに狂騒の種を蒔き散らした天才奇人フェリックス・ナダール。1858年世界で初めて気球による都市景観の写真撮影に成功、人工照明による地下撮影に初めて挑戦するなどの数々の彼の功績は、未だわが国ではほとんど知られていない。本書は、肖像写真を芸術写真にまで高め上げたと賞賛されるナダールの業績を〈空〉〈人〉〈死〉〈闇〉のテーマに分類し、主著『私が写真家だったころ』より本邦初訳のエッセー4編、代表的な写真約70点を収め、ナダール小伝を付すことにより、わが国における本格的なナダール研究の端緒を拓いた。

この本の目次

ナダール小伝―逆説を生きた男
第1章 初めての気球写真の試み
第2章 顧客
第3章 職業上の秘密
第4章 地下のパリ―カタコンベと下水道

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