水を守りに、森へ ─地下水の持続可能性を求めて
日本の森と水は、
意外なほど危うい
日本が水の豊かな国というのは幻想にすぎない。水を養うはずの森はいまや危機的状況だ。一体何が起こっているのか。百年先を見すえて挑む、森林再生プロジェクト。
日本は水の豊かな国だと思われているかもしれない。しかし、それは幻想にすぎない。その水資源を養うはずの森では、驚くほど深刻な事態が進行している。下草が一本もない森、ヒノキや杉が立ち枯れ、鹿が跋扈し、竹林が雑木を侵食し、松やナラが大量枯死する…いったいなぜこのようなことになったのか。はたして森林と地下水の再生は可能なのか。そのためには何が必要なのか―。さまざまな難関を超えて、五十年百年先を見すえた森林再生プロジェクトに挑む。
はじめに―その水は、持続可能な水ですか?
第1章 最初は、ほとんど無知でした
第2章 森があっても水は増えない?!
第3章 森づくりは道づくりから
第4章 森を脅かす思わぬ難敵
第5章 悪夢の連鎖
第6章 森から広がっていくつながり
あとがきに代えて―もっともっと、企業の力を
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