医療につける薬 ─内田樹・鷲田清一に聞く
苦い。そして、じんわり効く。医学教育、身体論、生命倫理まで
医療の進歩が生み出す様々な難問に、私たちはどう向き合えばいいのか。イワタ先生が二人の哲人を訪ね、身体との向き合い方から理想的な死まで、縦横に語り合う。
医療現場にはさまざまな倫理問題が横たわる。脳死判定、臓器移植、尊厳死や安楽死、人工妊娠中絶、再生医療…。目覚しい医療技術の進歩に伴って、既存の知の枠組みでは捉えきれない難問も増えている。私たちはこの厄介な問題をどう考えればいいのだろう。臨床医であるイワタ先生が、倫理の専門家であり“患者”でもある二人の哲人を訪ね、自分の身体との向き合い方から理想の死まで、縦横に語り合う。
第1部 医療はラグビーチーム型で―鷲田清一×岩田健太郎(医学部は特殊?
患者の枕元に
かかりつけ名医 ほか)
第2部 自分の身体の声を聞く―内田樹×岩田健太郎(喫煙は悪なのか
現実感が変わる
頭にキック ほか)
第3部 医療は社会の成熟度を映す―鷲田清一×内田樹×岩田健太郎(ある「殺人罪」
脳死の生命維持装置
幸福な死 ほか)
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