ヒロシマわが罪と罰 ─原爆パイロットの苦悩の手紙

原爆投下に参加し、後年、地獄火に焼かれる広島の人々の幻影に苦しんだパイロットと、平和運動に取り組んだ哲学者の往復書簡集。

ヒロシマわが罪と罰 ─原爆パイロットの苦悩の手紙
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 523円(税込)
  • Cコード:0110
  • 整理番号:あ-7-1
  • 刊行日: 1987/07/28
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:304
  • ISBN:4-480-02149-3
  • JANコード:9784480021496

この本の内容

“1945年8月6日、広島の上空で約45分間旋回した後、僚機エノラ・ゲイ号に向けて、私は「準備OK、投下!」の暗号命令を送りました。…”後年、地獄火に焼かれる広島の人々の幻影に苦しみつづけ、“狂人”と目された“ヒロシマのパイロット”と哲学者との往復書簡集。それは、病める現代社会を告発してやまない。ロベルト・ユンクの精細な解説「良心の苦悩」を付す。

この本の目次

未来図の象徴という断罪
原子力時代の最初の犯罪
ボブ・ホープの映画化計画
日本からの多くの手紙
原子兵器反対のリーダーに
平和運動をさまたげる弟
禁止措置はとれないか
クロードは責任回避を拒絶したのです
トランキライザーに参っている
15年目の広島記念日
広島上空で私がしたこと
ポーリング博士を救おう
私信も検閲にかかっている
20世紀のドレフュス事件
ラッセル卿のイーザリー観
僕はけっして勇気を失わない
釈放の日は目前だ
良心の苦悩〔ほか〕

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