マリアの気紛れ書き

森 茉莉

「自惚れに怒りをまぜて加熱すればマリアが出来上る」など極めつきの表現やエスプリが随所にちりばめられた文学エッセイ。
【解説: 小島千加子 】

マリアの気紛れ書き
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 854円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:も-9-3
  • 刊行日: 1995/12/04
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:432
  • ISBN:4-480-03139-1
  • JANコード:9784480031396
森 茉莉
森 茉莉

モリ マリ

1903─87年、東京生まれ。森?外の長女。1957年、父を憧憬する娘の感情を繊細な文体で描いた随筆集『父の帽子』で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞、50歳を過ぎて作家としてスタートした。著書に『恋人たちの森』(田村俊子賞)、『甘い蜜の部屋』(泉鏡花賞)、『贅沢貧乏』、『私の美の世界』、『森茉莉全集』全8巻など。

この本の内容

鋭い直感力と眼識、截然とした好悪感で綴った長編エッセイ。『マリアの目とフランス人の目との出会いはやっぱり、イリオモテヤマネコ同志の出会いだった』…など、極めつきの表現でピタリと決めた文章が随所にひかる。文学や文学者について書かれた珍らしい一冊。

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