シェイクスピア全集 9 ウィンザーの陽気な女房たち
無類の酒好き、女好き、太目の悪党フォルスタッフ。いい目を見ようと人妻に言い寄るが、企みバレて大騒ぎとなるドタバタ喜劇。
【解説: 前沢浩子 】
シェイクスピア作品の中で唯一、同時代のエリザベス朝のイングランドを扱った市民劇。無類の酒好き、女好き、太っちょの悪党フォルスタッフ。素寒貧になった怪騎士が思いついたのは、金持ちの人妻に言い寄って、金も恋も思いのままにという企み。ところが陽気な女房たちの仕掛けに逆にはまってしまって大騒ぎ。ウィンザーの多彩な面々に懲らしめられるドタバタ喜劇。
2006.12.07 スレンダー
本当におもしろい喜劇だとおもいます。
シェイクスピアの中の喜劇で僕は今、NO.1だとおもいます。
登場人物それぞれに独自のキャラクターがあり、観るのも、演じるのも楽しい作品です。
先日学校のプロジェクトでスレンダー役を演じさせていただきました。松岡和子先生の訳も素敵で思い出の本になりました。
筑摩書房さんにはこれからもシェイクスピア作品がどしどしと出版されることを期待しています。
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