山田風太郎明治小説全集 4 ─幻燈辻馬車(下)
先のない壮士の運命。自由党の活動に深入りしていく干兵衛と暗躍する三島通庸。虚実入り乱れる異次元の歴史。他に短篇三作併収。
【解説: 鹿島茂 】
「父!」と助けを呼ぶお雛の前に突如現われた、西南の役で死んだ父親の幽霊。その父が呼ぶと祖母の幽霊も出現。嘉納治五郎、山川捨松、三島通庸、自由党の壮士らに幽霊も加え多彩な人々が時代の波にのみ込まれていく。事実とフィクションをたくみに織りまぜて描かれる明治を生きた人々の哀歓。他に短篇『天衣無縫』『明治忠臣蔵』『絞首刑一番』を収録。
幻燈辻馬車 下(赤い盟約書
その男
刑法第百二十六条
明治叛臣伝)
明治忠臣蔵
天衣無縫
絞首刑第一番
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