私の東京万華鏡

川本 三郎

下町・川・相撲・墓地……ふと気がついた断片を散りばめて、くるくる回して見る東京万華鏡。もう一つの東京町歩き。

私の東京万華鏡
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 704円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:か-3-9
  • 刊行日: 1999/09/22
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:272
  • ISBN:4-480-03509-5
  • JANコード:9784480035097
川本 三郎
川本 三郎

カワモト サブロウ

1944年、東京生まれ。東京大学法学部卒。映画、文学、都市を中心に評論活動を行っている。『大正幻影』で、サントリー学芸賞、『荷風と東京』で読売文学賞、『林芙美子の昭和』で桑原武夫学芸賞、毎日出版文化賞を受賞。著書に『今ひとたびの戦後日本映画』『荷風好日』『向田邦子と昭和の東京』『銀幕風景』など。

この本の内容

川・下町・相撲、あるいは原っぱ、地下鉄、橋といった細かい色ガラスを筒に入れ、くるくる回し眺めた東京の町。ひそやかな隠れ場所を求めてさまよう散歩エッセイ。

この本の目次

水の街、東京(記憶の中の「自然」―多摩川
下町らしさを求めて―幻の柳橋散歩 ほか)
私の散歩道(墓地は都会の散歩道―青山、染井、雑司ヶ谷
山の手の子どもたちの故郷―原っぱ ほか)
東京には夢がある(江戸東京銀幕観察―映画の記憶の中の東京
山内選手が町にやってきた!―野球に夢中だったころ ほか)
町中のランドマーク(街角から見上げる都市の遺跡―東京タワー
アパートの時代の東京 ほか)

この本への感想投稿

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。

(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)







 歳

 公開可   公開不可