三文役者の無責任放言録

殿山 泰司

正義感が強く、心底自由人で庶民の代表のようなタイちゃんが、幅広い俳優人生における喜怒哀楽を天衣無縫な文章で綴る随筆。

三文役者の無責任放言録
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 682円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:と-10-5
  • 刊行日: 2000/09/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:256
  • ISBN:4-480-03581-8
  • JANコード:9784480035813
殿山 泰司
殿山 泰司

トノヤマ タイジ

1915年10月17日、東京の銀座生まれ。’36年新築地劇団入団、初舞台。’42年松竹太秦撮影所入所。同年徴兵されて中国へ。戦後は’47年頃から新藤兼人脚本=吉村公三郎監督コンビ作品で売れっ子となる。’50年近代映画協会創立に参加。以後今村昌平、大島?監督作品など数多くの作品に出演。ジャズとミステリを愛する。’89年73歳で死去。著書に『三文役者あなあきい伝』『JAMJAM日記』ほか多数。

この本の内容

「無責任国のお粗末な役者が、一人イキがって責任なんぞ取ってはオカシイとオレは考える」―心底自由人で庶民の代表のような自称「三文役者」が、幅広い俳優人生における喜怒哀楽を天衣無縫な文章で綴る随筆集。女を愛し、女に愛され、酒を好み、ジャズを聴き…そこには、人間に対する愛情があり、テコでも動かない正義感と八方破れみたいで実はチャントした論理がある。

この本の目次

オレは食事をケイベツする
酒は金をかけずに飲むべし
オレにはオンナがわからない
銀座と親父とオレと
静かなる随筆
悲しき祝賀パーティ
サマー・イン・バンコック
ルポルタージュ・喜界島
ワン・モア・ヒロシマ
小さな“川島雄三伝”〔ほか〕

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