東京おもひで草

川本 三郎

佃島の住吉神社あたりの船溜り、墨田の狭い商店街、人形町の路地――東京の懐かしい風景を拾い集めて綴るエッセイ三十八篇。
【解説: 岡崎武志 】

東京おもひで草
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 814円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:か-3-11
  • 刊行日: 2002/08/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:272
  • ISBN:4-480-03756-X
  • JANコード:9784480037565
川本 三郎
川本 三郎

カワモト サブロウ

1944年、東京生まれ。東京大学法学部卒。映画、文学、都市を中心に評論活動を行っている。『大正幻影』で、サントリー学芸賞、『荷風と東京』で読売文学賞、『林芙美子の昭和』で桑原武夫学芸賞、毎日出版文化賞を受賞。著書に『今ひとたびの戦後日本映画』『荷風好日』『向田邦子と昭和の東京』『銀幕風景』など。

この本の内容

変化が激しく、これまでの生活が次々に過去へと押しやられていく都市・東京では、ついこのあいだまであった風景が、次々と消えていく。佃島の船溜りや人形町の路地など、東京にところどころ残っている“昔”の姿や小説や映画の中に描かれている古き良き東京の姿を綴ったエッセイ38篇を収録。

この本の目次

プロローグ 失われた町の香り
第1部 「お散歩に行かないこと?」
第2部 都電に乗ってデパートへ
第3部 Shall Weカメラ?
第4部 「町っ子」、町を描く
第5部 お化け煙突と佃の渡しと
第6部 「良い子の住んでる良い町は」
第7部 ただいま「普請中」
エピローグ 銀座裏に橋が残っていた

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