吉原酔狂ぐらし

吉村 平吉

浅草のちょいと先、日本一の花街に、四十年以上暮らした「エロ事師」が、戦後風俗の裏側を打ち明ける。日本雑学大賞受賞。
【解説: 長部日出雄 】

吉原酔狂ぐらし
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 748円(税込)
  • Cコード:0136
  • 整理番号:よ-16-1
  • 刊行日: 2003/06/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:256
  • ISBN:4-480-03854-X
  • JANコード:9784480038548

この本の内容

世界に名だたる色里・吉原の盛衰史。最後の“タイコ持ち”の研きぬかれた芸、情け深い娼妓たちとの思い出、トルコ風呂の発祥、性的サービスの変遷、そしてソープランドの時代へ。吉原に生き、すべてを間近にみてきたエロ事師が風俗街の裏話を打ち明ける。「遊びを遊ぶ」遊び名人の極意とは。日本雑学大賞受賞。

この本の目次

長ァーいプロローグ―赤坂一ツ木から浅草へ
第1章 吉原軟派ぐらし(台東区千束四丁目
浅草新吉原角町
吉原とレビュー ほか)
第2章 道楽者エレジー(八号館と「アゲーン」
七五三盛衰記
吉原病院エレジー ほか)
第3章 トルコ風呂からソープランドへ(トルコ風呂草創期
スペシャル時代
和風高級化成長へ ほか)
ちょっとだけエピローグ
文庫版あとがき 十年ひと昔+三年

読者の感想

2009.5.22 吉原雀

こういう本を待っていました!
といっても出版されてからずいぶん経って知りましたが。


昭和の芸能史、文化史にとって貴重な資料となる本だと思います。吉村先生の甘さと愛情をもった視点がとても好きで、感動しました。

これからも、このようなすばらしい本を出版してください。
応援しています!

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