アフリカでケチを考えた ─エチオピア・コンソの人びとと暮らし

篠原 徹

そこは、想像を絶する〈ケチな人々〉ばかりの村だった。調査のためエチオピア南部に住み込んだ一学者が、ケチに翻弄され、悩み、戦い、そして考えた肉声の記録。

アフリカでケチを考えた ─エチオピア・コンソの人びとと暮らし
  • シリーズ:シリーズ・全集
  • 1,210円(税込)
  • Cコード:8339
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1998/03/25
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:B6判
  • ページ数:208
  • ISBN:4-480-04218-0
  • JANコード:9784480042187

この本の内容

気が付くと、そこは徹底した「ケチの原理」が支配する村だった。エチオピアの首都アジス・アベバから600kmほど離れた山の頂上に、要塞のような村がある。この村々に超過密状態で暮らす人々が、本書の主役コンソである。調査のため村に住み込んだ著者は、何のためらいもなく明るくケチを行う彼らに、日々翻弄され、悩み、時には戦い、しかし結果は決まって完敗。価値観の違いと意味を改めて考えさせてくれる、肉声のフィールド・ノート。

この本の目次

第1章 アフリカへ
第2章 コンソに行くまで
第3章 コンソの社会と生活
第4章 ケチとの闘い
第5章 ケチの考察

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