最後の江戸留守居役

白石 良夫

諸藩の外交の専門家・江戸留守居役。明治の文人依田学海は佐倉藩最後の江戸留守居役でもあった。一人の留守居役・学海の体験を通して徳川幕府終焉の軌跡をたどる。

最後の江戸留守居役
  • シリーズ:ちくま新書
  • 726円(税込)
  • Cコード:0221
  • 整理番号:74
  • 刊行日: 1996/07/18
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:256
  • ISBN:4-480-05674-2
  • JANコード:9784480056740

この本の内容

江戸留守居役とは、藩の江戸屋敷にあって、幕府や大名諸家との渉外や各種情報の収集などの任にあたる、大名家における外交官である。明治の文人・依田学海は、幕末、佐倉藩最後の江戸留守居役をつとめ、その激動の日々を、厖大な日記『学海日録』中に詳細に記している。徳川幕府終焉を前に、情報の最前線で奔走するひとりの江戸留守居役・学海の生々しい体験を通してたどる、もうひとつの維新史。

この本の目次

剛直の人と留守居役
江戸留守居の日々
大政奉還と江戸諸藩庭邸
王政復古から戊辰戦争へ
佐倉藩臨時京都藩邸
維新政府官史への道
『学海日録』刊行始末

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