紙幣の博物誌

冨田 昌宏

デザインにこめられた意味、偽札作りと刑罰、急激なインフレで紙屑同然になった紙幣などその千年に及ぶ歴史を振り返り、紙幣と人間が織りなす悲喜劇を描き出す。

紙幣の博物誌
  • シリーズ:ちくま新書
  • 726円(税込)
  • Cコード:0222
  • 整理番号:75
  • 刊行日: 1996/07/18
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:208
  • ISBN:4-480-05675-0
  • JANコード:9784480056757

この本の内容

素材価値のない紙幣が通貨として安定して流通するためには、強大な権力、絶大な信用、それを支える確固とした法制がなければならず、戦乱のない平和な社会であることが必要とされてきた。そして紙幣の歴史は宗教、言語を含む民族の文化、国の経済、法律などを反映する人類の生活史の縮図でもある。このような視点から現代世界の紙幣を語る。

この本の目次

序章 お札の強さ
第2章 お札にみる言語
第3章 お札にみる旧ソ連諸国
第4章 お札にみる経済と法律
終章 幻のお札、薄命のお札

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