タブーの謎を解く

山内 昶

タブーとは何か。はたして文明の進歩とともに消滅するのだろうか。食や性の禁制など、人間の原思考が生みだした奇怪な文化装置タブーの秘密にスリリングに迫る。

タブーの謎を解く
  • シリーズ:ちくま新書
  • 726円(税込)
  • Cコード:0239
  • 整理番号:91
  • 刊行日: 1996/12/18
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:240
  • ISBN:4-480-05691-2
  • JANコード:9784480056917

この本の内容

タブーとは何だろうか。およそ人類史上、タブーのない社会は古今東西どこにも存在しなかった。未開社会だけではない。現代都市の若者のあいだでもタブーはひそかに息づいている。なぜ人間は、古来から近親婚を禁じたり、イスラム教が豚肉、ヒンドゥ教が牛肉、あるいは仏教が肉食一般を禁止したように、性や食の禁制を社会のなかに仕掛けておかなければならなかったのか。人間の原思考が生み出した奇怪な文化装置であるタブーの謎にスリリングに迫る。

この本の目次

第1章 奇妙奇天烈な文化装置
第2章 その肉を食うな
第3章 その人とセックスするな
第4章 タブーの文化象徴論
第5章 タブーの暗号解読
第6章 タブーの弁証法

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