文章工房

中村 明

日常生活で生き生きとした文章をつくるには? 句読点の実際、漢字の書き分け、語順・視点・描写・レトリックなど表現のテクニックを披露する実践的な文章講座。

文章工房
  • シリーズ:ちくま新書
  • 726円(税込)
  • Cコード:0281
  • 整理番号:125
  • 刊行日: 1997/09/18
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:224
  • ISBN:4-480-05725-0
  • JANコード:9784480057259
中村 明
中村 明

ナカムラ アキラ

一九三五年山形県鶴岡市生れ。国立国語研究所室長、成蹊大学教授を経て、母校、早稲田大学の教授となり、現在、名誉教授。主な著書に、『作家の文体』『名文』『悪文』『比喩表現の世界』『人物表現辞典』(以上、筑摩書房)、『日本語語感の辞典』『日本の作家 名表現辞典』『笑いのセンス』『吾輩はユーモアである』『日本語文体論』『日本の一文30選』(以上、岩波書店)、『日本語の文体・レトリック辞典』『センスをみがく 文章上達事典』(以上、東京堂出版)、『美しい日本語』(青土社)などがある。

この本の内容

腕のいい職人が暮らしに役立つ民芸品を作り出すように、日常生活で生き生きとすっきりした文章を生み出すには?文章を書く現場で具体的に役立つよう、句読点・記号や用字用語など、文章の七つ道具の使い方から、語順や視点の違いによるニュアンス、描写やレトリックの切れ味に至るまで、技術面を掘り下げて表現のテクニックを披露する実践的な文章講座。書きたいことが的確に届く表現、気持ちが伝わり読み手の心に響く文章を制作するための、楽しいアトリエに、ようこそ。

この本の目次

序章 文章のセンスと技術
1 原稿用紙の作法と工夫
2 句読点の基本と応用
3 各種の記号の活用
4 漢字の書き分け
5 語感のひろがり
6 語順とニュアンス
7 あいまいさの追跡
8 視点の操作と遠近法
9 描写のいろいろ
10 レトリックの楽しみ

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