衆生の倫理

石川 忠司

汝らダメ人間に告ぐ。

われわれ現代人は、どうしてこんなにも道徳的に無能力なのか? 精神分析、ギリシア悲劇、幕末史、さらには禅にまで学びながら、ダメ人間のための倫理を探る。

衆生の倫理
  • シリーズ:ちくま新書
  • 定価:本体740円+税
  • Cコード:0212
  • 整理番号:716
  • 刊行日: 2008/04/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:256
  • ISBN:978-4-480-06412-7
  • JANコード:9784480064127
石川 忠司
石川 忠司

イシカワ タダシ

1963年東京生まれ。立教大学文学部ドイツ文学科卒。1989年に「修行者の言語??中原中也試論」で群像新人文学賞優秀賞受賞。文芸評論家。だが、ソウルのあるのものなら何でも論じる。傑物を貶めず、クズどもを蔑まない、そんな批評を目指しているいい男。著書に『極太!! 思想家列伝』(ちくま文庫)、『孔子の哲学』(河出書房新社)、『現代小説のレッスン』(講談社現代新書)、『文学再生計画』(神山修一との共著、河出書房新社)がある。あと、心にはつねに大久保と西郷がいる。

著者からのメッセージ

正論? いいから黙れよ。[全文を読む]

この本の内容

「倫理学」は「何が正しいのか」を問うてきた。しかし、真の問題は、「正しい」と信じたことを行動に移せない、われわれ現代人のダメっぷりの方にある。本書では、精神分析から幕末の志士、現代思想から禅に至る倫理的豪傑たちの言葉と行動を通して、もう一度あの「覇気」と「道徳」を引き受けなおす。倫理は学ぶものではない。実現するものだ。「俺の注釈」付き。

この本の目次

1 われら衆生
2 収奪される生命
3 近代の世知辛さについて
4 神話的暴力トラップ
5 決断の可能性について
6 完全なる人間
7 欲望の終わりに向けて
8 われら幕末の人間

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