死刑肯定論
廃止論の誤謬をつき、あらたな視点で究極の論拠を示す
元裁判官が、死刑廃止論の大きな錯誤を暴き、その究極的な論拠を探る。従来あるすべての議論と主張を俎上に載せ整理、あらたな視点から本質をえぐりだす。
- シリーズ:ちくま新書
- 880円(税込)
- Cコード:0232
- 整理番号:1107
- 刊行日:
2015/01/06
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:新書判
- ページ数:240
- ISBN:978-4-480-06813-2
- JANコード:9784480068132
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死刑論と言えば、これまで存廃論議に終始していた。存置にしろ廃止にしろ、正義論を根拠に語ると、結局は優劣を比較したり、感情論に終始したりするなど、相対的なものでしかなかった。従来強調される「人的道な見知」「犯罪の抑止効果の有無」「誤判の可能性」…には、大きな錯誤があるのだ。本書は、これまでの議論や主張をコンパクトに整理。人はなぜ死刑を求めるのか、あらたな視点で死刑の究極的論拠をさぐり、罪と罰の本質をえぐりだす。
市民が死刑判断をする意味
死刑の二律背反
死刑論の時代的限界
死刑の全根拠
冤罪問題で死刑を廃止するか
死の権力の全貌
被害者の復讐感情は野蛮か
人数基準に意味はあるか
悪性は根拠になるか
死刑を求める「安全な社会」〔ほか〕
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