ホスピスからの贈り物 ─イタリア発、アートとケアの物語
もてなしのアートに満ちあふれているイタリアのホスピス。その美的精神と、ケアの思想を深く掘り下げて紹介。死に寄り添う終末期ケアのあるべき姿を描き出す。
- シリーズ:ちくま新書
- 1,100円(税込)
- Cコード:0236
- 整理番号:1209
- 刊行日:
2016/09/05
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:新書判
- ページ数:320
- ISBN:978-4-480-06917-7
- JANコード:9784480069177
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もてなしのアートに満ちあふれているイタリアのホスピス。「死はスイートなもの」という彼らの感覚、人生をまるごと味わおうとするイタリア人の感性とはどのようなものだろうか。アートで終末期医療を彩るという美学やケアの思想を掘り下げて紹介するとともに、それを支える市民や地域共同体のあり方をいきいきと描き出す。人生の最期に寄り添う終末期ケアとアートはいかにあるべきかを問い続け、イタリアの人々と交流を重ねてきた美大教師による、まったく新しいホスピス案内。
序章 なぜ終末期ケアにアートが必要か
第1章 絶望を希望に変える力
第2章 アートの原点にあるもの
第3章 「アットホーム」を求めて
第4章 ホスピスから甦るデザインとアート
第5章 農と食による「再生」
第6章 目を凝らして
終章 「生命」から「いのち」へ
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