朝ドラには働く女子の本音が詰まってる
女子はなぜ朝ドラに惹かれるのか。それはヒロインの人生の戦いは、すべての働く女子の戦いに重ねられるから。炸裂する女子のホンネから現代社会も見えてくる。
一九六一年放送が始まり、六六年に「おはなはん」でブレイクした連続テレビ小説、通称「朝ドラ」のテーマは、なんだかんだいっても女の一代記、女の生き方。社会状況が劇的に変化しても、五十周年を機に放送開始時間が八時十五分から八時に変わっても、それは変わらない。そして今も、女子は朝ドラに励まされたり慰められたりしている。それはなぜか。ヒロインの人生の戦いは、すべての働く女子の戦いに重ねられるからだ。本書は朝ドラ論であるとともに働く女子論でもあり、働く女子を身近にもつ男子の必読書でもある。
序章 働く女子に、励まされたり、裏切られたり―「ちりとてちん」(二〇〇七年下期)
第1章 ハンサム夫を愛でる
第2章 色気にやられる
第3章 せっかくなのに、な、なぜ?
第4章 真っ当な女子への讃歌
第5章 朝ドラが、問いかけるもの
巻末資料 本誌で扱った朝の連続テレビ小説
2018.8.14 きなちゃーずS
面白くて一気に読みました。朝ドラに対して積もり積もっていた不満や違和感を代弁してくれていて、すっきりしました。ここ最近では「ひよっこ」大好きでした。とよこもむねおおじさんも大好きな登場人物でした。
「カーネーション」の勘助の話は忘れていたのですが、あらためて、そうやったそうやった、「カーネーション」って凄かったなぁと思い出しました。
今の朝ドラは見たり見なかったりなのですが・・・
それでもどこか期待しながらこれからも見続けていくんだろうと思います。
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