世界哲学史4 ─中世2 個人の覚醒

伊藤 邦武 編集 , 山内 志朗 編集 , 中島 隆博 編集 , 納富 信留 編集

モンゴル帝国がユーラシアを征服し世界システムが成立する中、世界哲学はいかに展開したか。天や神など超越者に還元されない「個人の覚醒」に注目し考察する。

世界哲学史4 ─中世2 個人の覚醒
  • シリーズ:ちくま新書
  • 968円(税込)
  • Cコード:0210
  • 整理番号:1463
  • 刊行日: 2020/04/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:288
  • ISBN:978-4-480-07294-8
  • JANコード:9784480072948
山内 志朗
山内 志朗

ヤマウチ シロウ

山内 志朗(やまうち・しろう):1957年山形県生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。慶應義塾大学名誉教授。専攻は哲学。著書に『天使の記号学』『存在の一義性を求めて――ドゥンス・スコトゥスと13世紀の〈知〉の革命』(以上、岩波書店)、『ライプニッツ――なぜ私は世界にひとりしかいないのか』『〈つまずき〉のなかの哲学』(以上、日本放送出版協会)、『普遍論争――近代の源流としての』(平凡社ライブラリー)など多数。共編著に『世界哲学史(全8巻、別巻1)』(ちくま新書)などがある。

納富 信留
納富 信留

ノウトミ ノブル

納富 信留(のうとみ・のぶる):1965年生まれ。東京大学大学院教授。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。ケンブリッジ大学大学院古典学部博士号取得。専門は西洋古代哲学。著書『ギリシア哲学史』(筑摩書房)、『ソフィストとは誰か?』『哲学の誕生――ソクラテスとは何者か』『新版 プラトン 理想国の現在』(以上、ちくま学芸文庫)、『プラトンとの哲学――対話篇をよむ』(岩波新書)、『世界哲学史』全8巻+別巻(共編著、ちくま新書)など。

この本の内容

一体化する世界における個をめぐる思考の全体像。

この本の目次

第1章 都市の発達と個人の覚醒
第2章 トマス・アクィナスと托鉢修道会
第3章 西洋中世における存在と本質
第4章 アラビア哲学とイスラーム
第5章 トマス情念論による伝統の理論化
第6章 西洋中世の認識論
第7章 西洋中世哲学の総括としての唯名論
第8章 朱子学
第9章 鎌倉時代の仏教
第10章 中世ユダヤ哲学

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