異文化としての子ども

本田 和子

既成の児童観から自由な立場で、私たち大人を挑発する子どもたちの世界を探訪し、その存在の異人性・他者性を浮き彫りにする。
【解説: 川本三郎 】

異文化としての子ども
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,100円(税込)
  • Cコード:0137
  • 整理番号:ホ-2-1
  • 刊行日: 1992/12/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:256
  • ISBN:978-4-480-08028-8
  • JANコード:9784480080288
本田 和子
本田 和子

ホンダ マスコ

1931年生まれ。元お茶の水女子大学初代女性学長。お茶の水女子大学名誉教授。児童学、児童文化論、児童社会史専攻。児童研究の史的検討、20世紀子ども観、特に、児童中心主義・学校化社会・優生学の複合連環、「少女というカテゴリー」の生成と消長などが研究テーマ。著書に『異文化としての子ども』(ちくま学芸文庫)、『子どもが忌避される時代なぜ子どもは生まれにくくなったのか』(新曜社)、『変貌する子ども世界―子どもパワーの光と影』(中公新書)、『子ども100年のエポック―「児童の世紀」から「子どもの権利条約」まで』(フレーベル館)、『交換日記−少女たちの秘密のプレイランド』(岩波書店)、『江戸の娘がたり』(朝日新聞社)、『子別れのフォークロア』『ものと子どもの文化史』(勁草書房)、『少女浮遊』(青土社)、『少女論』(青弓社)などがある。

この本の内容

本書は既成の児童観からまったく自由な立場で、私たち大人を挑発する子どもたちの世界を探訪した、異色の書物である。

この本の目次

序章 挑発する子どもたち
1 子ども部屋の文法
2 祝祭的時空を開く
3 変貌するまなざし
終章 「小」の世界から

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