増補版 カフカとの対話 ─手記と追想

グスタフ・ヤノーホ 著 , 吉田 仙太郎 翻訳

二〇世紀の不安や絶望を鋭く形象化したカフカの文学世界への手引きであるとともに、忍耐強い生活者としての彼の姿を生き生きと伝える名著。

増補版 カフカとの対話 ─手記と追想
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,430円(税込)
  • Cコード:0198
  • 整理番号:ヤ-4-1
  • 刊行日: 1994/06/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:400
  • ISBN:4-480-08141-0
  • JANコード:9784480081414

この本の内容

G.ヤノーホは、困難な青春の暗澹たる一時期―17歳という多感な年頃―にフランツ・カフカの知遇を得た。以後、並はずれた文学・音楽・美術青年としてしばしば晩年のカフカと接触した。その時の記録と追憶が本書である。20世紀の不安と絶望を鋭く形象化したカフカの文学世界への手引きであると共に、一人の役人として平凡な役所勤めをする生活者カフカの姿を生き生きととらえた感銘深い名著。

この本の目次

カフカとの対話
この書物の物語

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