方法としての子ども

小浜 逸郎

子どもとは、どのような存在なのだろうか。子どもを通して、家族・教育・エロス・労働そして死に至るまで読み解く力作評論。

方法としての子ども
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,228円(税込)
  • Cコード:0136
  • 整理番号:コ-8-1
  • 刊行日: 1996/10/09
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ISBN:4-480-08298-0
  • JANコード:9784480082985

この本の内容

子ども―この不器用で不可解、そして共にいきるいとおしい者たち。そんな彼らの存在について、大人との関係から考察してみよう。村瀬学、フロイト、エリクソン、アリエスなど、子ども論における業績を吟味し、また、自らの育児体験をふまえ、子どもの心性や心理を丹念にたどりながら、「子ども」というコードを読み解き、さらにエロス・労働・家族から死にいたるまでの総合的な人間論的視野をもつ力作評論。

この本の目次

第1章 絵本がさし示すもの
第2章 子どもはどのように了解されているか
第3章 エロス的存在としての人間
第4章 子ども期はどのように区分されるべきか
第5章 存在論的サンタクロース論
第6章 労働と子ども
第7章 養育の現象学

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