インド幻想紀行 (下) ─ヒンドスタンの石窟とジャングルから

H・P・ブラヴァツキー 著 , 加藤 大典 翻訳

古代廃墟の威厳、タージマハルの幻想美、多彩な神像の寓意とその背後の唯一神とは? ヴェーダが説く宇宙と人間の存在原理に迫る。
【解説: 高橋巖 】

インド幻想紀行 (下) ─ヒンドスタンの石窟とジャングルから
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,650円(税込)
  • Cコード:0110
  • 整理番号:フ-19-2
  • 刊行日: 2003/05/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:512
  • ISBN:4-480-08755-9
  • JANコード:9784480087553

この本の内容

ブラヴァツキー夫人の旅はガンジスを遡る。タージマハルの幻想美に驚嘆し、「インドのクレオパトラ」パドミニーの悲劇に涙し、「セポイの乱」の実相に驚く。大焼殺の遺灰で床が柔らかだった巨大洞窟はどこだったか?古代エジプト、ギリシャ、エトルリア(ローマ)文明の母国はいずれも先史インド?猥雑なまでに多彩な神像の意味とその背後の唯一神、ヴェーダ文献の説く宇宙と人間の存在原理とは?旅の目的地は「不死の湖と金の寺」であったが…。病をえて離印を余儀なくされてから8年、夫人は机に向ったままロンドンで客死。遺灰は欧、米のほかインドにも届けられ、ガンガーに撒かれた。1986年心霊協会は百年論争で亡き夫人に謝罪。

この本の目次

宗教問題に関するイギリスの中立
カトリックへの改宗と若き唯物論者たち
教師たちとの哲学論争
チンダル・ヘッケル対形而上学
人間と宇宙の本質に関するタークルの見解
列車でカンプールへ
クスクス草
熱卒中の危険
熱射病の特効薬
ナーナ・サーブとセポイの乱の真因〔ほか〕

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