哈爾浜(はるぴん)の都市計画

越澤 明

日露戦争、ロシア革命、満州国。日中ロ抗争の歴史の中で花開いたアール・ヌーヴォと楡の都、ハルピンの全貌と歴史を都市計画の観点から探る。

哈爾浜(はるぴん)の都市計画
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 定価:本体1,400円+税
  • Cコード:0151
  • 整理番号:コ-17-3
  • 刊行日: 2004/06/09
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:368
  • ISBN:4-480-08862-8
  • JANコード:9784480088628
越澤 明
越澤 明

コシザワ アキラ

1952年生まれ。東京大学工学部都市工学科卒業、同大学院博士課程修了。現在、北海道大学大学院教授。国土交通省社会資本整備審議会委員、都市計画・歴史的風土分科会長、住宅宅地分科会長として都市再生特別措置法、景観法、歴史まちづくり法、高齢者住まい法などの制定に関わる。内閣府中央防災会議首都直下地震対策専門調査会委員なども務める。主著『東京都市計画物語』(ちくま学芸文庫)、『東京の都市計画』(岩波新書)、『復興計画』(中公新書)。アジア経済研究所発展途上国研究奨励賞、日本都市計画学会石川賞、日本都市学会奥井記念賞など受賞多数。

この本の内容

中国・黒龍江省の省都、哈爾浜(はるぴん)。19世紀末、帝政ロシアの南下政策により、満州進出の極東経営の拠点として建築された都市である。単なる植民地の居留地ではなく、「東方のモスクワ」たらんとして、ロシアが心血を注いで建設した美しい都市であり、第一次大戦後は極東において上海に次ぐ国際色豊かな都市へと発展した。やがて都市経営の権力をめぐり、中・日・露、三つ巴の闘争が開始される。「満州国」成立後は、日本によって国内には存在しない、理想的で雄大な都市計画が立案され、着手された。本書は、時代と国際関係に狭間に咲いた哈爾浜の激動の歴史を活写し、アール・ヌーボー都市の全貌を余すところなく描きだす。

この本の目次

1 東清鉄道
2 都市建設の始まり
3 建築と都市美
4 市制問題と都市経済
5 伝家甸と八区
6 鉄道利権回収と中ソ紛争
7 満州国初期の計画立安過程
8 都邑計画の実施状況
9 結び

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