マッハ力学史 上 ─古典力学の発展と批判
ニュートン力学批判の古典
アインシュタインの相対性理論の誕生に道を拓いた古典力学の根源的検証
古典力学はどこまで科学的か? 反形而上学的立場からの根源的検証。アインシュタインの相対性理論を胚胎していた、ニュートン力学批判の古典。
古典力学はどこまで科学的か?ニュートン力学における絶対時間・絶対空間は認められるものか?マッハの根源的検証は、疑いようもないと見なされていたニュートン力学の批判であると同時に、感覚の分析を通して考察された反形而上学的認識論でもあった。物理学と心理・生理学を往き来しながら、マッハの思想は大きなうねりとなり、アインシュタインの相対論に道を拓き、ヴィトゲンシュタイン、ゲーデルなど後世の哲学者に影響を及ぼした。そのマッハ畢生の大著を哲学的記述に忠実に翻訳。上巻は「静力学の原理の発展」「動力学の原理の発展」までを収録。
第1章 静力学の原理の発展(梃子の原理
斜面の原理
力の合成の原理
仮想変位の原理 ほか)
第2章 動力学の原理の発展(ガリレイの業績
ホイヘンスの業績
ニュートンの業績
反作用原理の詳論と直観化 ほか)
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