存在と無 3 ─現象学的存在論の試み
自己の可能性を拓く行動の哲学(完結)
3巻は、第四部「持つ」「為す」「ある」を収録。この三つの基本的カテゴリーとの関連で人間の行動を分析し、絶対的自由を提唱。
【解説: 北村晋 】
- シリーズ:ちくま学芸文庫
- 1,980円(税込)
- Cコード:0110
- 整理番号:サ-11-4
- 刊行日:
2008/01/09
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:608
- ISBN:978-4-480-09108-6
- JANコード:9784480091086
- 在庫 切れ中
- 『存在と無』スペシャルページ
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人間の意識の在り方(実存)を精緻に分析し、存在と無の弁証法を問い究めた、サルトルの哲学的主著。フッサールの現象学的方法とハイデッガーの現存在分析のアプローチに依りながら、ヘーゲルの「即自」と「対自」を、事物の存在と意識の存在と解釈し、実存を捉える。20世紀フランス哲学の古典として、また、さまざまな現代思想の源流とも位置づけられる不朽の名著。3巻は、第四部「持つ」「為す」「ある」を収録。この三つの基本的カテゴリーとの関連で人間の行動を分析。人間の絶対的自由を提唱する「自由と状況」論や、独自の実存的精神分析の構想などが展開される。
第4部 「持つ」「為す」「ある」(「ある」と「為す」―自由
「為す」と「持つ」)
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