反オブジェクト ─建築を溶かし、砕く

隈 研吾

反建築の可能性を拓く

自己中心的で威圧的な建築を批判したかった――思想史的な検討を通し、新たな可能性を探る。いま最も世界の注目を集める建築家の思考と実践!

反オブジェクト ─建築を溶かし、砕く
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 定価:本体1,100円+税
  • Cコード:0152
  • 整理番号:ク-18-1
  • 刊行日: 2009/05/11
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:304
  • ISBN:978-4-480-09217-5
  • JANコード:9784480092175
隈 研吾
隈 研吾

クマ ケンゴ

1954年、神奈川県生まれ。東京大学大学院建築学専攻修了。コロンビア大学建築・都市計画学科客月研究員などを経て、隈研吾建築都市設計事務所設立。慶應義塾大学教授を経て、2009年4月より東京大学教授(建築学)。著杏に『lO宅論』(ちくま文庫)、『グッドバイ・ポストモダン』(鹿島出版会)、『建築的欲望の終焉』(新曜社)、『新・建築入門』(ちくま新書)、『負ける建築』(岩波書店)、『隈研吾:レクチャー/ダイアローグ』(INAX出版)、『新・都市論TOKYO』(共著、集英社新書)、『自然な建築』(岩波新書)などがある。

この本の内容

自己中心的で威圧的な建築を批判したかった―。周囲の環境から乖離したオブジェクト的なる建築。それらは、建築史と思想史というパラレルな2つの潮流の中で繰り返し台頭する“オブジェクト中心主義”、つまり主体(サブジェクト)と客体(オブジェクト)の分裂と相克から誕生した。デカルト以降の思想史的パースペクティブから現代建築を捉えなおし、「消去する」「粒子へと砕く」などの試みを通して、新たなる可能性を拓く。世界中で進行中のプロジェクトで、いまもっとも注目を集める著者による、思索と宣誓の書。書下ろし自著解説付。

この本の目次

第1章 接続する事―日向邸
第2章 流出する事―水/ガラス
第3章 消去する事―亀老山
第4章 極少とする事―森舞台
第5章 線へほどく事―ベネチア・ビエンナーレ
第6章 転倒する事―劇場の反転
第7章 電子に置換する事―慰霊空間
第8章 粒子へ砕く事

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