火の起原の神話
太古の精神世界を綴った
古典的名著
人類はいかにして火を手に入れたのか。世界各地より夥しい神話や伝説を渉猟し、文明初期の人類の精神世界を探った名著。
【解説: 前田耕作 】
人類はいかにして火を手に入れたのか―世界のあらゆる地域、民族に伝えられた神話や伝説のなかに、文明への一歩を特徴づけるこの神秘への、人類の飽くなき問いが刻印されている。地底の神々や先祖と戦い、隠された火の秘密を盗み出すポリネシアの大胆な若者たち。火を起こす技を秘めた男を惑わして、秘密を暴くアフリカの王女。大神ゼウスから火を奪った罰として、30年間、鷲に臓腑をえぐられ続けたプロメテウスをめぐるギリシア神話―。『金枝篇』で名高い人類学者・フレイザーが、壮大な神話の数々を通して、太古の人間の精神に迫る。
序論
タスマニア
オーストラリア
トレス海峡諸島とニューギニア
メラネシア
ポリネシアとミクロネシア
インドネシア
アジア
マダガスカル
アフリカ
南アメリカ
中央アメリカとメキシコ
キタアメリカ
ヨーロッパ
古代ギリシア
古代インド
要約と結論
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
歳
公開可 公開不可