増補 日蓮入門 ─現世を撃つ思想

末木 文美士

闘う夢想家の真実

多面的な思想家、日蓮。権力に挑む宗教家、内省的な理論家、大らかな夢想家など、人柄に触れつつ遺文を読解き、思想世界を探る。
【解説: 花野充道 】

増補 日蓮入門 ─現世を撃つ思想
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 定価:本体900円+税
  • Cコード:0115
  • 整理番号:ス-11-1
  • 刊行日: 2010/04/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:256
  • ISBN:978-4-480-09276-2
  • JANコード:9784480092762
末木 文美士
末木 文美士

スエキ フミヒコ

1949年山梨県に生まれる。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。東京大学大学院人文社会系研究科教授を経て、現在、国際日本文化研究センター教授。仏教学専攻。著書に、『日本仏教史――思想史としてのアプローチ』(新潮社)、『日本仏教思想史論考』(大蔵出版)、『仏教――言葉の思想史』(岩波書店)、『鎌倉仏教形成論』(法g館)、『思想としての仏教入門』『鎌倉仏教展開論』(いずれもトランスビュー)『増補 日蓮入門』(ちくま学芸文庫)『現代仏教論』(新潮新書)などがある。

この本の内容

日蓮の思想は、近代日本において超国家主義者に信奉されるなど、時に危険なイデオロギーとも目されてきた。だが、実際の著作を読んでゆくと、真の日蓮は一筋縄ではゆかない、実に多面的な思想家であることに気付くだろう。政治権力に挑戦する闘う思想家、孤独で内省的な理論家、ユートピアを思い描く夢想家、おおらかな現実主義者など。魅力的なその人柄に触れつつ、『立正安国論』『三大秘法抄』などの遺文をひとつひとつ読み解き、多彩で奥深い思想世界を探る。ちくま新書版に増補をくわえて刊行する。

この本の目次

1 日蓮を読むために
2 神話と事実
3 闘う仏教者
4 内省と自覚
5 理想と現実
結び 呼びかける日蓮
増補 鎌倉仏教と日蓮

この本への感想投稿

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。

(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)







 歳


 男性   女性 

 公開可   公開不可