倫理と無限 ─フィリップ・ネモとの対話
レヴィナスによるレヴィナス
自らの思想の形成と発展を、代表的著作にふれながら語ったインタビュー。平易な語り口で、自身によるレヴィナス思想の解説とも言える魅力的な一冊。
倫理の根源を問い続けた思想家レヴィナス。フランスのラジオで放送された10回のインタヴューをまとめた本書は、レヴィナス自身によるその思想の解説とも言える一冊である。自らの思想の形成期に「聖書」から文学作品を経て哲学の道へとたどりついた経緯、フッサール、ハイデガーの思想との出会いが語られ、四つの著書『実存から実存者へ』、『時間と他者』、『全体性と無限』、『存在するとは別の仕方で、あるいは存在することの彼方へ』が参照されつつ、レヴィナスの重要概念が簡潔に紹介されていく。難解な主著のモチーフを自ら解きほぐして語った、貴重な肉声。
第1章 聖書と哲学
第2章 ハイデガー
第3章 ある
第4章 存在の孤独
第5章 愛と親子関係
第6章 秘密と自由
第7章 顔
第8章 他人に対する責任
第9章 証しの栄光
第10章 哲学の厳しさと宗教の慰め
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